今月1日に発表された『安愚楽牧場破たん』のニュースを、とても残念に感じている方も多いかと思います。
那須町に本社を構える安愚楽牧場は、黒毛和種牛牧場として国内最大規模を誇った地元企業です。
今回の破たんの原因には放射線問題等が挙げられていますので、関係者の方々もさぞ悔しい思いをされているのではないかと思います。
栃木県は放射線問題が発生している福島県の隣県ですから、その影響が大きいのも当然と言えるでしょうが・・・。 私の友人にもこのような影響をモロに受けている仕事をしている仲間がいます。
宇都宮市内で農産直売所『あぜみち 』を営む、リン社長(写真左)。
ひた向きに努力する姿勢と人懐っこい性格が、県内の生産農家さんにも受け入れられ、4店舗ある直売所には毎日たくさんの県産野菜が並べられています。
ドクターリフォームサンセイでお手伝いさせていただいた東店は震災直後の今年4月にOPENしたこともあり、風評被害に長期的な苦戦を強いられています。
彼から聞く生産農家さんの野菜に対する姿勢は、誠実そのもの。
みなさん正確な情報を得ることが出来ず、「なぜウチの畑で採れた野菜たちがこんなヒドイ目に合うのか」と心を痛ませています。
震災復興の応援の仕方は人それぞれ、私はこの夏『地元の食材をたくさん食べる活動』をススメます。
みなさん、あまり神経質になり過ぎずに栃木の食材を食べましょう!
ヤマグチヒロト