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2013.06.03明日晴れるかな

今回のテーマは「梅雨にまつわる話」
住まいにスポットを当ててお話したいと思います。
日本建築と呼ばれる住宅には
必ずと言って良いほど
取り入れられている庇(ひさし)
和室から縁側を眺めると出ている長い庇
(簡単に言うと屋根ですね)は
雨をしのぐ役割以外にも
室内空間と屋外を明確に区分けする役目も
併せ持っていると思います。
$ドクターリフォームサンセイ スタッフブログ  
今風に言うとピクチャーウィンドウの役割も
果たしていると言え
特に雨の多いこの季節
休日などに部屋等から眺める屋外の庭や
街の風景との程よい距離感は
日本人の心に響く
心地良さを与えるものだと思います。
とは言え、庇を付けると困るのが
日中奥の部屋が薄暗くなるのも難点。
そこでオススメなのが
部屋の中央部もしくは北側に設ける「光庭」
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一見ムダにも思えるこの「光庭」も
それぞれの部屋に明るさや通気性を与え
そして何よりも家全体に「庇」同様に
「心にゆとり」を与えてくれます。
雨の季節になると何かと憂鬱な気分になりがちですが
住まいにそんな空間があったら
何だか雨が待ち遠しい気持ちにさせてくれるかもしれませんね。

:::::S.OHMIYA:::::