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2018.04.05中古物件探しのポイントを

最近中古物件探しの相談がグッと増えてきました。人気ですね中古リノベ。

そこで、建築士+宅地建物取引士の中古物件探しポイントアドバイス!

①『駅近を条件から外すべし!』

東京や大阪など鉄道網が発達した都会でなければ、駅から電車に乗ることよりも、車でスーパーなどに買い物に行くことの方が多いはず。であれば敢えて高い駅近を探さずに大きな駐車場も確保できる場所に目を向けて見ることもよいのでは?

②『区域と地目を必ず確認』

市街化調整区域や畑などを購入してしまうと、その後売却する際ことが困難になることがありますので、しっかりとチェックしましょう。(例:第一種低層地域、宅地等)

③『建築条件もチェック!』

建蔽津(ケンペイリツ)や容積率がオーバーしていないか?増築部分は登記してあるか?など、違法建築物を購入してしまうと住宅ローンが通りませんのでご注意ください。

④『水廻り機器交換済?』

大きな費用が発生するのがユニットバスやキッチンなどの水廻り交換です。これらが交換されていて、そこそこ気に入ったものであれば、リフォーム費用も抑えられて大きなメリットあり。

⑤『ホームインスペクションってなぁに?』

住宅診断のこと。専門の資格を持った診断士が、第三者的立場で建物の劣化状態等を確認しアドバイスをしてくれます。

不動産情報を見る前に、建築の知識がある不動産屋さんを探して見ることも成功への近道と言えますね。

一級建築士・宅地建物取引士 山口弘人

木曽邸