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2021.06.24リフォーム&リノベーションを担当する人の資格

ドクターリフォームサンセイの特徴の一つに、設計デザインから施工までを、有資格者が対応する。というスタッフのスキルがあります。
「リフォームのプランを造る設計士は、みんな建築士だと思っていた。」
「現場監督は、名称は分からないが、何か資格を持っているものだと思っていた。」
相談にいらしたお客様から、そんな話をよく聞きます。

今回は、そんな『リフォーム&リノベーションを担当する人の資格』について、ブログを書いてみたいと思います。

設計デザインに関わるスタッフに関して
増築や構造計算など、建築士では出来ない設計に関しては、誰でも出来ます。空間デザインに関しても同じです。ではなぜリフォーム&リノベーションの設計(上記のような建築士ではないと出来ないもの)に、資格を持ったスタッフが対応しているのか。
答えは至ってシンプルです。「安心して相談に乗ってもらいたいから。」そして「プロとして仕事をしたいから」
最初は増築をしないリフォームをイメージしていたが、途中で増築をすることになった。
構造上抜いて良い壁かどうかを見て欲しい。
そんなご要望に自信を持って応えられるよう、私たちは有資格者集団で、大切なお客様の住まいをお手伝いしています。

工事に関わるスタッフに関して
現場監督という資格はありません。上記の設計者が持つべき資格として、『建築士』がありますが、工事に携わる人間が持つべき資格は、『施工管理技士』という名前になります。
リフォーム&リノベーションの場合、こちらも、建築士同様、持っていなくても監督が出来る場合が殆どです。
では、どのようなことを学び、この資格を取得していくのかをお話しますと、安全や品質について勉強し、工事業者がより安全に、より正確な仕事をしていくために必要な知識を身に着け資格証を手にします。

もちろん、私たちが『資格』を持っていることを自慢しているのではありません。
資格を取るために努力したこと、そして資格を守るために、気を付けることが、結果『お客様の安心』に繋がること。をご理解いただきたいと思います。

一級建築士 山口弘人



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