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2013.05.21ばななスタッフベテラン編

 屋外の気温が30℃に迫ろうかという熱気と、突然の夕立に見舞われた宇都宮市岩本町(ドクターリフォームサンセイ所在地)。社内の熱気もハンパではありません。このままいくと、今年の夏はかる~く40℃越えもありそうですねぇ。今から持ちこたえられる体作りを心掛けましょう。

今回のブログテーマは、『スタッフ』。私、山口弘人はこのオトコにスポットを当ててみたいと思います。ちょっと長い文章ですが、ドクターリフォームサンセイの歴史や企業文化も垣間見れる内容になっているかと思いますので、少々お付き合いください。


Staff No.001 『森島仁 Hitoshi Morishima』 


ドクターリフォームサンセイは41年目を迎えた。その歴史のすべてを知ると言っても過言ではない男がいる。それがMr.Hitoshi Morishimaだ。


彼と私の出会いは、今からさかのぼること30数年になるのであろう。当時小学生だった私は、その大男がホンダシティという小さな車からニョッキ~と現れた姿に驚きを隠せないでいた。「なっなんだ!あの巨人は!?」ちょっと恐い印象を持った覚えがある。それから20年近くが経過し、私は彼と同じ職場で仕事をすることになった。年は重ねていたが、その印象はまったく変わらない。極端に口数が少ない・・・。先日もお客様から「もっと話してくれないとわからない」とお叱りを受けてしまった。ただ、私は知っている「お客様の気持ちを誰よりも考え、その思いに応えたい」と熱い気持ちで仕事に取り組んでいることを。かばうのではなくこう答えた「すいません、森島は明日からおしゃべりになりますっ!」彼だけでなく、スタッフの気持ち・真意がお客様に届いていない時に、私は悔しさを感じる時がある。お恥ずかしながらクレームの大多数は、このようなコミュニケーションの問題だ。


このような問題を解決するために、通常の建築会社・ハウスメーカーはいわゆる『営業マン』を社内に置く。設計や施工の技術者がお客様と直接やり取りをするリスクを軽減させる効果を生んでいるのは、皆さんもご存じのことであろう。これについて、森島と話合いをしたことがあった。思うように契約が頂けず悩んでいた時だった「森島さん、営業マンを会社に入れた方が、仕事の効率が良いのではなかろうか!?」「いや・・・僕たちはお客さんの想いを直接聞き、それをカタチにしたいのです・・・」「じゃあ、下手でもいいから営業トークもガンバロウ」この会話が、今でも営業マンのいないリフォーム専門会社(日本全国でも非常にマレ)を創っている。

創業者である父、山口慶之助がある日このようなことを言っていた。「森島のようなやつが、あの人はあの会社で働いたからこそ、あんな風に変わる事が出来たんだなぁ・・・」と、個性が生かされながらも足りない部分を補った成長ができる会社になれたら素晴らしいのではないかということなのだろう。


2代目経営者の私も会長とまったく同じ気持ちです。「だから森島さん、もうちょっとしゃべってね(笑)。」なんて言いません。「ステキな笑顔で、素直なココロでお客様の気持ちをグッと掴むデザインをこれからも生み出して行って下さいネ」それでも・・・精一杯努力しても・・・頑張ってもガンバっても・・・ またお客様に叱られてしまったら、また一緒に頭を下げに行きましょう!


ヤマグチヒロト ドクターリフォームサンセイ → ばななくん


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