増改築相談員は、住宅リフォームに関する技術的な知識と消費者からの相談に必要なコミュニケーション能力をあわせもち、これから住宅のリフォームを考えて いる消費者からの相談に誠実に対応しています。 また、消費者の要請に応じて、住宅リフォームの具体的計画や見積もり等を行います。(公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターwebより)
建築士は、住居・店舗などあらゆる建築物に対応した資格になりますが、この増改築相談員は、住宅のリフォーム&リノベーションに特化した資格です。住宅の新築工事又はリフォーム工事に関する実務経験を10年以上有し、所定の研修会を受講し考査に合格すると、当財団に増改築相談員として登録されます。
あまり知られていない資格ではありますが、その内容は実際の業務に適したものが多く、そのテキストは、リフォーム&リノベーション会社の進入社員教育に利用している会社もあるようです。
私、ドクターリフォームの山口も、20年以上前からこの資格を更新し、現在は増改築相談員の方々に研修を行う、増改築相談員指導員となっております。
先日、東京都内の紛争処理支援センター本部で開催された、更新研修にも参加し、しっかり学んで参りました。
最近の傾向としては、リフォーム訪問販売の特に契約時に関するトラブルが多く、同センターに問い合わせがある相談の約7割を占めるようです。訪問販売の営業マンを断る勇気を持ち、必要な情報は自ら収集し、自分で選んだ業者に連絡をすることをお勧めいたします。
実際にトラブルに巻き込まれている方は、お早めに、『住宅リフォーム・紛争処理支援センター』にお問い合わせください。ホームページはこちら。
写真は、研修会で再開した、長野の友人山崎昇さん。長野でリフォーム&リノベーションをお考えの方は、ぜひリフォームワンへ ホームページはこちら。