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2012.02.10世界名作劇場思い出の地を訪ねて

子供のころ日曜夜の楽しみと言えばサザエさんに世界名作劇場を見る事でした。
中でも世界名作劇場で放映された「フランダースの犬」は一番思い出に残っている作品です。
ところでこの物語、色々な評価が有るようで、当時の時代背景と共に調べてみました。
*ウイッキペディアより*
『フランダースの犬』の舞台は19世紀のベルギー北部のフラーンデーレン(フランドル)地方。現在ではアントワープ(蘭語・アントウェルペン)に隣接するホーボケン (Hoboken) が舞台となった村のモデルと考えられている。ウィーダはこの作品を執筆する前年にアントワープを旅行で訪れてホーボケンにもやって来ており、寒村のこの村にまだ当時の領主、オレンジ公ウィリアムの風車小屋が存在していた事が1985年にアントワープ市観光局のヤン・コルテールによって突き止められ、以来この発見から物語に登場する風車小屋はこれをもとに描写されたものと見られている。さらに物語に登場するアロアのモデルと思しき12歳の娘が領主にいた事も確認されている。また、お爺さんが半世紀以上昔のナポレオン戦争で兵士として戦い片足に障碍を得ていたり、金の巻き毛に血色の良い黒目がちなアロアの容姿にスペイン統治時代の混血の面影があったりと、当地の複雑な歴史的社会背景を根底に忍ばせている。
***中略***
『フランダースの犬』はベルギーでも出版されているがあまり有名ではなく、日本での評価とは対照的に地元での評価はさほど高くはない。2007年には、ベルギー人監督により、なぜベルギーでは無名の物語が日本で非常に有名になったかを検証するドキュメンタリー映画(A Dog of Flanders -made in Japan- A Documentary by Didier Volckaert & An van. Dienderen)が制作され、不人気である理由について「(ヨーロッパの価値観では)物語は「負け犬の死」としか映らない」という説を監督が述べている。
司馬遼太郎は『街道をゆく』の『オランダ紀行』の中で本作について触れ、「19世紀末頃から年少者に自立をうながす気分が出てきた、その中で『十五にもなってただうちひしがれて死んでいくとはなにごとか、なぜ雄々しく自分の人生を切り開こうとしなかったか』という批判が強くなった」「貧しい子どもが死ぬ物語は当時珍しいものではなかった」という大阪府立国際児童文学館の研究員の見解を引用して、現地では無名である理由を書いている。
日本人観光客からの問い合わせが多かったこともあり1986年にホーボーケンにネロとパトラッシュの銅像が建てられた。また、2003年にはアントワープ・ノートルダム大聖堂前の広場に記念碑が設置された。
日本人観光客の多さに本作のテレビアニメの放映権をオランダの国営放送が獲得し放送したところ、80%を超える視聴率を持つ人気作品となった。
様々な評価はあるにしても、子供のころからずっと思っている事があります。
主人公のネロが見たがっていた絵画、アントウェルペン大聖堂にある「キリストの昇架」と「キリストの降架」をいつかは見に行きたいと今でも思っております。
 sa+o
***現場見学会情報***
2月25日(土)26日(日) 全国最優秀賞受賞記念
今回の見学会では、コンテストで高い評価を受けたリフォーム物件にお住いの2組のご家族にご協力を頂くことができました。
http://www.dr-reform.com/page_02_01.shtml?2384
ばななくんのリフォームブログ
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