BLOG水曜日ブログ

2022.01.26シリーズ建築について『暖房』

リフォーム&リノベーションを主に手掛けている、我々ドクターリフォームBanana works LABO。
最近ある新築プロジェクトに携わらせて頂く機会があり、改めて『建築について』自分たちのコダワリを話し合っている。

そんな中から今回は、前回の断熱と密接な関係にある、住宅の暖房について、的を絞り『エアコン・床暖・薪ストーブ』3つに焦点を当て、特徴とメリット&デメリットをお伝えします。

暖房の種類とメリット
①エアコン:家電量販店等で比較的安価に取り付けが可能。夏場のクーラーとして併用可能。
ピッと付けた瞬間、温かな風が噴出されるので、体感的にすぐ温まったと感じられる。

②床暖:輻射熱式なので、空気中に舞う粉塵がとても少ない。呼吸器にやさしい(特に乳児やペット)。
タイマーを使用すれば、起きてきたときも温かい。
電気パネル式ではなく、温水式床暖房を選ぶと、比較的電気代も抑えられます。

③薪ストーブ:雰囲気が良い。一度温まってしまえば、家中一台で暖房可能(40坪程度を想定)。
なんと言っても、ロマンがある。男性であれば一度は憧れるのでは?

暖房の種類とデメリット
①エアコン:温風式なので、室内の空気中に誇りが舞う。
温風により空気が乾燥するので、加湿器が必要になる。

②床暖:立ち上がりが遅い。春先の温度調整が難しい。
電気代が高くなりがち。*深夜電力利用等で改善も可。

③薪ストーブ:火をつけることに手間がかかる。調整が難しい。薪の入手が困難(地域による)。
煙の臭いなど、ご近所問題もある。

まとめ
コスト(イニシャル・ラーニング)・機能・メンテナンス。
どの暖房も、一長一短があり、一概にどれが良い、どれはダメ。と決めることはできません。

まずは、webなどで各暖房の情報を収集し、これが良いのでは?と思う暖房を実際に利用している、体験者の声を聞いてみましょう。
ドクターリフォームでは、希望者に、ご自身が希望している物件(新築&リノベーション)に、似たタイプの事例や、近所の物件をご案内いたしております。
今回ご紹介した暖房をお使いのお客様宅にもご案内可能ですので、ご興味ある方は、お気軽にお問い合わせください。

一級建築士 山口弘人