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2024.03.27『家』は買うもの?創るもの!

質問1:あなたは、新築で住まいを手に入れようとしています。まず何をしますか?

①予算の設定: 自分の予算を確認し、新築住宅にかけられる金額を決める。

②希望条件の整理: 家族や自身の希望条件を整理し、欲しい物件の条件を明確にする。

③不動産探し: 不動産ポータルサイトや不動産会社を利用して、希望条件に合う物件を探す。

④展示場見学: 見学に行き、気に入ったハウスメーカーを選ぶ。

⑤契約と建築プロセスの開始:ハウスメーカーを決定し、契約を結んで建築のプロセスを開始する。

こんな感じでしょうか。



では、質問2:あなたは現在、持ち家に住んでいます。その家のリノベーションを検討する際、1の場合と同じ行動を起こしますか?

①予算の確認と設定: リノベーションの予算を確認し、どれだけの費用をかけられるかを決定。(リノベーションの規模や範囲に応じて、必要な費用を把握する。)

②希望条件の整理: リノベーションで改善したい部分や希望する仕様を整理し、リノベーションの目標を明確にする。(間取りの変更、設備のアップグレード、外装の改修など。)

ここまでは、新築とほぼ同じかと思います。(⑤契約も同じ。)では新築の場合のステップにあった、③不動産探しや、④展示場の見学はいかがでしょう?持ち家(親の家も含め)の場合は、土地を探すことはないので、不動産探し(スーモ・アットホーム)などを行う必要はありませんね。よく言えば土地を選ばず済む。悪くとらえると、土地の選択ができない。ですが、その費用が掛からないことはメリットだと言えます。展示場見学はどうでしょう?私の知る範囲では、リノベーションの総合展示場というものは存在していないのかと思いますし、出来たとしても、新築購入時ほどの存在意義がないのかと思います。

それは、単純に性能や価格、デザインを見学して比較ができないからです。(単純なトイレやキッチンの入れ替え工事は除く)特に今お住まいになっている家のリノベーションは、新築のようにモデルハウスを見て、同じようなものを単に『買う』のではなく、これまでのご家族の経験を活かし『暮らし方』を『創る』ことが、成功への近道だからです。



家族が一緒に過ごし、成長し、思い出を築いていく場所が『家』です。家族が心地よく暮らせる空間を作り上げるためには、単に買うだけではなく、家族みんなで意見を出し合い、共に創り上げていくことが重要です。

リノベーションを検討する際、多くの人は予算や間取りなどの要素を考慮しますが、それだけでは本当に家族が幸せに暮らせる家を見つけることは難しいでしょう。家族それぞれが快適に過ごせる空間や、共有したい時間を考慮して、『共に住まいを創る』ことが必要です。そして、その過程で家族の絆が深まり、家を創り上げる喜びを共有することができます。

家族で意見を出し合い、家を創る過程は、家族の絆を強める素晴らしい機会でもあります。お互いの意見や希望を尊重し合いながら、最良の選択を見つけていくことで、家族全員が満足する家を創り上げることができます。そして、その過程で家族同士のコミュニケーションが増え、より深い理解と信頼が生まれるのです。

このブログをお読みいただき、心が動いた方は、ぜひ私たちと一緒に、住まい創りを進めましょう!ご連絡お待ちしております。

ドクターリフォーム・Banana works LABOスタッフが、全力でサポートさせて頂きます。

建築士 山口弘人

今月のOPENHOUSEのお知らせ

内見会会場:鹿沼市別所町

『築60年祖父母の家 リノベで恩返し』



思い出が詰まった祖父母の家を、お孫様が継承しリノベーション

当時の拘りが伺える、和室の船底天井、組子の欄間を活かした空間デザインは、昭和の古き良き時代にタイムスリップしたかの様な、ほっと落ち着く空間に仕上げました。屋根、外壁を一新、高性能断熱材や断熱サッシに交換し耐震補強を施し快適に安心して暮らせる住まいが完成しました。お問合せお申し込みはこちら