定年後も安心して暮らせる住まいへ
実家に隣接する牧草地に居を構えて25年。2人の息子さんは県外に巣立ち、趣味の自転車ライフを楽しみながら、愛猫と一緒に仲良く暮らすご夫妻。ところが、壁紙の汚れや家全体の老朽化が気になりだし、なによりも冬の寒さが身にしみるようになってきた。そこで、定年後も安心して暮らせるようにと、リフォームすることに。
数社に相談した中で、「丁寧に話を聞いてくれた社長さんやスタッフの方の優しい人柄。プランも建設的でアイデアが面白かった」と、ドクターリフォームサンセイに依頼。
ダイニングキッチンとリビング、廊下を一体化させた広々としたLDKは、ネコハンモック付きキャットウォークや小上がりの畳スペースなど斬新な工夫がいっぱい。想い出の品々をインテリアに活用したレトロ感も、温もりある居心地の良さを醸し出している。一番のお気に入りは趣味の部屋。収納と練習ができる自転車スペースと、ドラムやさまざまな楽器を演奏するコーナー、本が収められた棚が不思議と調和している。寒さ対策の二重窓は、ちょっとしたギャラリーを兼ねている。奥様は、家事スペース付きの広くなった洗面脱衣所や家全体の動線のスムーズさに大満足。さまざまな“お気に入り”を、嬉しそうに話してくれたご夫妻は、新しい空間で始まる優雅な暮らしに期待を膨らませているようだった。
「私たちの気持ちに誠実に対応し、期待以上に仕上げてくれたプロの技に感心した」というご夫妻と、ドクターリフォームサンセイ代表の一級建築士 山口弘人(左端)。
(文:トチペ編集長 菊池)