機能性と強度。どちらも重視した結果に大満足
結婚2年目で新築し、28年が経った寺内邸。途中で2階を増設したり、トイレや台所を改修したりして、大切に住み続けてきたが、2年前の震災で、屋根瓦は崩れ、壁は雨もれのシミやヒビでひどい状態になってしまった。工務店に補修を依頼したものの、地域一帯が被災したので、1年半たっても順番がまわってこない。そこで、紹介されたのがドクターリフォームサンセイ。ネットで確認すると、見覚えのある山口社長の顔。偶然にもTV番組を見て、その仕事ぶりに感心していたので、信頼できると思い依頼。
補修だけのつもりでスタートしたが、限られた予算の中でも、湿気や冬の寒さ対策、水廻りの改善を提案してくれ、長年の悩みが解消されるならとリフォームすることに。その結果、屋根と1階は全面リフォームすることになった。「予算はオーバーしてしまったが、目で見えるところも見えないところも、ほぼ完璧。満足している」と嬉しそうだった。
床下や壁の内側には耐震補強や湿気・断熱対策が施され、冬の寒さや通年ジメジメしていたのが改善。段差だらけだった床もフラットになり、不用な壁や戸を取り払い、窓を増やしたことで、明るく風通りのよい空間になった。なによりも満足しているのは、ちょっとしたスペースを、暮らし方に合わせてとことん有効活用してくれたことや、元々あったドアや柱、棚などで使えるものは最大限活かして、思い出も残してくれたこと。ご夫妻の思いやアイディアを、期待以上に実現させたプロとしての匠の技に「最高!!」と賛辞を贈ってくれた。