創作意欲もわいてきて毎日家に帰るのが楽しい
築30年になる購入マンションは、構造的にはなんら問題はないものの、間取りが細かく仕切られていて使い勝手が悪く、ずっとリフォームしたかったという金山さんご夫妻。
東京の広告業界で働いていたご主人は、帰郷してカフェをオープン。カフェを開くのが夢だったという奥様と一緒に、順調にお店を経営し、その後、宇都宮市池上町にフランス料理店『ルメトロ』を開く。他店や本を参考にしながらレシピを研究していたが、本場フランスに行ったことがないことから、4年前から毎年訪れるようになった。その時に住んだパリのアパルトマンの虜になり、ついにリフォームを決意し、もともと知り合いだった山口弘人氏が代表を務めるドクターリフォームサンセイに相談。
そこで、まるで白いペンキを塗ったパリのアパルトマンのように、間仕切りを全部取り払って空間を広げ、白い壁紙で統一し、バーカウンターのあるインテリアに模様替え。キッチンは、向きを変えて白いタイルでおしゃれに仕上げた。幸いにも、5階の窓から見える小さなチャペルや古い煙突は、パリの窓辺からの風景に似ているのだとか。
「今までは寝るためだけに帰っていた家が、いつでもパリ気分が味わえて新鮮。暮らしが楽しくなった」と大喜びの奥様。新しいキッチンを“ラボ(研究所)”とよぶご主人は、「今までは狭いキッチンだったので作る気もせず、外食ばかり。今は夢が広がり、新しいレシピにもどんどん挑戦中」と満足そう。さらに、「言葉遣いや作業など、とても上品な大工さんでびっくり」とも。ドクターリフォームのお客様を大切にする姿勢が、そんなところにも現れているようだ。