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亡き人のあたたかい思い出と

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ご両親が亡くなったことで決意したリフォームは、亡き人のあたたかい思い出と技術によって実現。

黒磯市にお住まいの鏑木さんは、ご夫婦で暮らしています。三人のお子さんが独立され、ご主人のご両親が他界されてからは、大きな家の限られた場所で生活していました。



 活用スペースが一階と二階の両方にあり、上下を行き来しなければならないうえ、暗い雰囲気を変えたいとの思いから、リフォームを決意されました。一時は建て替えも視野に入れていたのですが、七十二歳まで大工として現役で活躍されたご主人のお父様が、最後の作品として建てたのがこのご自宅でした。



「父の最後の作品でしたから、壊してしまうのは忍びなく、ドクター・リフォームさんに相談したのです。構造的にしっかりしていて、まだまだ大丈夫だというお返事を下さったので、思い出の残せるリフォームを選びました」



と話します。



 リフォームに際し、業者選びはほとんど迷いませんでした。テレビでドクター・リフォームの名前を聞いており、「仕事展」が福祉プラザで開かれると知り、すぐに見に行きました。施工前と施工後の変化を写真で見て、その変貌に驚いたと言います。ドクター・リフォームの斬新でモダンなアイディアと実績に信頼を寄せ、ご夫婦で決められたそうです。



 鏑木さんのリフォームに対する要望は、一階を明るく、収納場所を増やし、別荘風にしてもらいたいというものでした。定年を迎えたご主人と奥様が明るく生活でき、離れて暮らすお子さんが実家を訪れたときに、別荘のようにゆったりとくつろげる場所にしたいという優しさから生まれた発想でした。



 リフォームは初体験だった鏑木さんご夫婦ですが、不安はなかったといいます。



「宇都宮と黒磯で、かなり距離がありますが、何度も足を運んで打ち合わせしてくれました。また、プランの完成予想も、パース図面などで詳しく見せてもらっていましたから、安心でした」と振り返ります。



 工事に取りかかって驚いたことがあります。ご主人のお父様は、家の軸となる骨組みに四十五センチもある強靱な梁を用いていました。そのおかげで、リビングの空間を遮る柱を一本除くことができ、広々とした部屋をつくることができたのです。お父様の技術による軸組なくしては実現しなかったかもしれません。



 それまでは北側を中心に生活していた鏑木さん。黒磯という土地柄もあって、以前は一部屋にいくつも暖房を置いていたそうですが、リビングダイニングとオープンキッチンを南側に配置し、床暖房と断熱ガラスを取り入れたことで寒さ知らずになりました。また、左右どちらからでもキッチンに入れる工夫で、動線が制限されず、奥様の家事も一段と楽に。



 広々としたリビングダイニングは、アイボリーの柔らかい色を基調にし、ムク材をあしらったカントリー調で、柔らかい印象です。その床や壁に合わせたインテリアかと思える、リビングの壁の四角いパネル。実は収納の扉でした。収納に対する要望は、こんな風にかなえられていたのです。



 さらに、バリアフリーもとり入れました。段差をなくし、引き戸に変えるだけでなく、膝に負担のかからない椅子の生活を取り入れることにしたのです。長年の習慣でもある生活スタイルを変えることに迷いもあったそうですが、実際に暮らしてみるとフットワークが軽くなり、とても楽になったと言います。



 また、寝室には前の家で使っていた桧の廃材を壁の下側に張り付けました。長年使い込まれた素材の渋みと落ち着いた色合いは、穏やかな時間を過ごすための寝室にピッタリ。



 そして、寝室や憩いの場などご夫婦に必要な空間をすべて一階に配置したことで、動線は一階のみで解決するようになりました。



 リフォームしたことで、お子さんたちも安らぎを求めて頻繁に帰ってくるようになったといううれしい変化に、ご夫婦はそろって笑顔を見せてくれました。鮎釣りが趣味だというご主人のアイディアで、リビングから続く洒落たテラスの角には、炭火のバーベキュースペースがあります。家族でバーベキューを楽しむ夏の日が、目に浮かぶようです。