「担当者の方と絆が深まり安心してお願いできました」
結婚52年になるご夫妻は、この地に新居を構えて47年。子どもが生まれ、成長すると共
に、増築やプチリフォームをして、家族仲良く暮らしてきた。ある日、一緒に暮らす娘さ
んが、齢を重ねたご両親のために、段差や寒さ、動線などの見直しを提案、リフォームを
することに。
まずは、洗濯物をスムーズに干せるようにバリアフリーのウッドデッキを作り、浴室と
トイレには手摺り、各部屋の段差も徐々に解消し、玄関の上がりかまちは1段増やして、
アプローチにはスロープ。そして、台所は家族の気配を感じられるように壁の一部をくり
ぬいた。これらを数回に分けて工事。ご両親の体力を考えた娘さんの配慮でもあったが
、「担当者の方と絆が深まり安心してお願いできた」ことも理由と。「一気にやればよか
ったかもしれないけど、そのおかげで、担当の方と長くお会いできました。いやな顔一つ
せず、本当にいい人たち。会うのが楽しみでした。これで会えなくなるのはちょっと淋し
いですね」と、奥様から職人冥利に尽きるお言葉もいただいた。
段差の解消や二重サッシ窓、手すり、転んでもケガしないような床材等々、各所にご両
親を思いやる娘さんの提案があり、ご夫妻や親子の深い愛情が感じられた。「明るく、使
い勝手がよく、広くなった感じ」とご主人も笑顔を見せ、これからも仲睦まじく暮らすご
家族の様子が目に浮かぶようだ。