お客様の要望・コンセプト
ご主人の実家をリフォームし、そこでともに暮らすことに決めた小平さんご夫婦。お父様の建てた家を大切に受け継ぎ、いつかは両親とともに暮らしたいというご主人の夢が、今回のリフォームを実現させました。
■2階を増築して生活スペースを
リフォーム前の自宅には8畳の部屋が2つあり、この2階部分に、新たにご家族の生活スペースを設けることが今回のリフォームの中心です。ここに、ご夫婦の寝室、家族がくつろぐLDK、洗面室、トイレ、そして将来のお子さんのお部屋を新しく設けるため、二階部分を増築してスペースを確保することになりました。全体は、奥様のお気に入りのカントリースタイルで、あたたかなイメージの空間づくりをコンセプトとしました。キッチンは奥様の大のお気に入り。真っ白なタイルが貼られた爽やかなキッチンは、システムキッチンではなく、大工さんの手仕事により完成した奥様だけの特別なキッチンです。
■1階の浴室もあたたかなユニットバスへ
1階の浴室は冬場の寒さが厳しい上、ご両親との入浴の時間差がどうしてもあるため、お湯が冷めてしまうこともしばしばでした。これまでのタイル貼りの在来の浴室から保温性の高いユニットバスに交換することで、寒さやお湯の保温性が高まり、ご両親との入浴の時間差も苦にならなくなりました。
実は、ご主人の両親もいつかお孫さんと一緒に住みたいというのが夢だったそうです。家族の夢が実現し、住まいと家族の物語は、今も育まれ続けています。
DATA
- 構造
- 木造2階建て
- 築年数
- 16年
- 施工期間
- 75日
- 施工面積
- 工事前37.26㎡(11.25坪)→工事後65.42㎡(19.76坪)
- 施工部分
- リビング、キッチン、浴室、洗面、トイレ、その他
BEFORE