リフォームで今、一つ屋根の下に
■いつかはともに暮らしたい
壬生町の小平さんご夫婦は、これまでお互いの職場の中間点となる宇都宮市でアパート住まいをしていました。お子さんが誕生したことを機に奥様が子育てに専念されたことで、今後の住まいをどうしようかと考えていました。
ご夫婦は、ご主人の実家と職場にも近い壬生町で賃貸アパートを探したり、また実家の敷地内に新たに別棟を建てること等を検討しました。しかし最終的には、ご主人の実家をリフォームすることにより、そこでともに暮らすことに決めたのでした。その理由を、ご主人はこう話します。「将来は、生まれ育ったこの家で、両親とともに暮らすことが夢でした。父の建てた家を大切に受け継いでいきたいという思いがありました。」
■リフォーム展示場 「息吹の家」
インターネットでリフォーム会社を探すうちに、ドクターリフォームサンセイの存在を知り、同社のリフォームオープンハウス『息吹の家』に足を運びました。「住宅展示場などと違い、実際にそこに住んでいる人がいる空間を見学できるので、自分たちのリフォーム後の生活がイメージしやすく、またデザインやアイデアといった点で大変参考になりました。」
その後打合せを進め、初めにリフォームプランの提案を受けた際、ご主人は大変驚いたと言います。「こちらの要望がすべて反映されていて、しかもプランが一つだけではなく複数のプランを提案してくれました。そしてそのプランから、これからの生活を鮮やかに思い描くことができたことで、ドクターリフォームサンセイさんの提案力の素晴らしさを強く感じました。」
■皆が快適に過ごせる住まいへ
リフォーム前の自宅の二階には、八畳の部屋が二つありました。この二階部分に、新たにご家族の生活スペースを設けることが今回のリフォームの中心です。ここに、ご夫婦の寝室、家族がくつろぐLDK、洗面室、トイレ、そして将来のお子さんのお部屋を新しく設けるため、二階部分を増築してスペースを確保することになりました。
主なポイントをご紹介しましょう。まず十三畳のLDK。部屋全体の床と腰板にしつらえたパイン材(欧州赤松)がやさしい木のぬくもりを感じさせています。キッチンは奥様の大のお気に入り。真っ白なタイルが貼られたこの爽やかなキッチンは、既製のシステムキッチンではなく設計担当者と打合せをかさね、大工さんの手仕事により完成した特別なキッチンです。「娘が大きくなったら一緒に料理を楽しみたいですね。」と奥様は嬉しそうに話します。また、冬場は寒さの厳しかった一階のお風呂もユニットバスへと交換しました。お子さんやご両親のことを気遣い、住まいの断熱性能を高めています。
■家族の歴史が息づく住まい
リフォームが完成し、とても快適だという小平さんご夫婦。お子さんも広くなった我が家でのびのびと過ごしています。ご主人は言います。「今こうして、曾祖母から娘までの四世代が一緒に暮らせるということは、とても素晴らしいことだと思っています。この辺りも開発が進んで私が子どもだった頃とは大分変わってしまいましたが、娘も将来私と同じ道を通って学校に行くのかと考えると、とても嬉しいですね。」
実は、ご主人の両親も、いつかお孫さんと一緒に住みたいというのが夢だったそうです。孫の世話は大変だと言いながらも、にぎやかな毎日を楽しんでいるというご両親。家族の夢が実現し、住まいと家族の物語は今も、育まれ続けています。