自然豊かな丘の上に新築したのは27年前。佐藤さんが働いていた会社で温泉付分譲地を売り出すと、いち早く移り住み、事務所兼管理を担ってきた。二人の息子さんたちは自然の中でのびのびと育ち、今は独立。ご夫妻と奥様のお母さんとの3人暮らしになり、住み心地の良い家にいっそう憧れがつのる。

　というのも、構造は鉄筋コンクリートでしっかりしているものの、玄関を開けるとすぐ事務所。一つひとつの部屋も細かく仕切られていて、外の開放感とは裏腹に、狭くて暗く寒かった。

　「思い出せないほど些細なきっかけにもかかわらず、5年間お便りを送り続けてくれるドクターリフォームサンセイさんにまずは連絡しました」と。その後の迅速な対応と、的確な提案内容に依頼することに。床板は天然無垢材で、壁は漆喰か珪藻土を要望。それ以外は、提案されたものを検討して都度考え、決めたという。そうできたのも、住みながらのリフォームだからこそ。完成後「リフォームを十分楽しんだ。素敵な夏の思い出だった」と振り返る奥様。ご主人は、毎日のように「いいなぁ、無垢材!」と素足で生活しているとのこと。

想像以上の仕上がりに幸せそうな佐藤様ご一家と、ドクターリフォームサンセイ代表の一級建築士 山口弘人（後列右）。