BEFORE&AFTERリフォームってどんな風に進めるの?このリフォームっておいくら…?
施工の様子とコスト

中古を買ってリフォームをしよう 宇都宮市 900万円~

■Before


「中古を買ってリフォームをしよう」という本が出版されているくらい、今日本の(特に都心部)住宅市場では、マンションも含め中古物件のリフォーム需要が高まっています。


今回のお客様も、そのような中古の2階建て物件を購入したご夫婦です。購入前に我々も物件を拝見させて頂き、その価値やリフォームにどれだけの費用がかかりそうかなどを調査させて頂きました。


このような中古の物件で特に気をつけなければいけない点が、雨漏れです。天井の上に顔を入れその状態を確かめたり、屋根の形状を図面や現場で入念に調べたり致します。そして、その状態によっては購入をおすすめしない場合もあります。


今回の物件は状態もよく、1階をお仕事の倉庫として使え、プラン次第で住みやすくなりそうだという事も確認できましたので、具体的なお打合せを進めリフォーム工事がスタートする事になりました。


とちぎの伝統工芸であるフクベを長年作り続けている、仕事に真っ直ぐで、そしてユーモアもたっぷりなステキなご夫婦のリフォーム物語が始まります。


タイトル「福来るべ洞」


栃木の文化を残して行きたいと夫婦二人三脚
この世に産み出した息子や娘(作品)は数知れず


仕事が第一、自宅の生活は二の次三の次
そろそろかあちゃんにイイトコみせっぺ


対面キッチン、バリアフリー、豊富な収納
掃除もしやすいだろうし、料理も片付けも楽だんべ


これからも楽しく仕事を続けていくためにも
快適な住まいを手にするべぇ


ずっーと かあちゃんに笑顔でいてもらいてぇからよっ

■解体工事


2階の間仕切壁を全て取払い、ひとつの大きな空間となりました。これまでは断熱材は天井のみの施工でしたので、床と壁にも充填し温かさもアップさせます。水周りの位置には給水・給湯・配水管も立ち上げられ、電気の配線も進行に合わせ行っていきます。
鉄骨造りの家にお住まいで、リフォームをお考えの方からよくこんな質問を頂きます。「壁は抜けるのですか?」と。答えはとてもシンプルで、ほとんどの壁が移動またはなくす事が可能です。お建てになった時の図面を建築士に見せれば、答えはすぐに出ますので、お近くの建築士にお尋ね下さい。

■大工工事


現場では、大工工事で間仕切りが造られ、部屋の位置や大きさを把握できるまでになりました。雨降りの日に発見したサッシ周辺の雨漏れも、早期発見で直す事が出来ましたので一安心。
断熱材もしっかりと敷き込まれ、ユニットバスの組み立ても行われています。
これまで寒い家でずっと我慢してきたご夫婦も、工事中の現場をご覧になり期待が膨らみ完成を待ち遠しく感じていらっしゃる様子。
一日でも早く、温かく使いやすい快適な家に住んでいただける事を目標に、今日も元気に工事を先に進めます。

■仕上工事


年末年始を、キレイな家で迎えたいと思う気持ちは、多くのお客様が持っている住まいへの希望です。大掃除という習慣もそれを叶えるひとつの方法なのかもしれませんね。
お引渡しの日が間近になると、お客様の多くは家電や家具を揃え始めます。家と共に新しい冷蔵庫やソファを新調し、カラーコーディネートを楽しまれるのです。
我々もその相談をよく持ちかけられます。お打合せからスタートし、工事中もずっと家のコーディネートをさせて頂いていると、自然とより深い信頼をいただける様になるのですね。
お客様と同じくらい、担当者も思い入れがある言わば自分の家のようなもの。もちろん、喜んでアドバイスさせて頂きます。
現場では、床も貼り終り建具が納まり、クロスが貼られ照明器具が設置され、いよいよ最終段階です。

■After


「やっと家に友達が呼べるようになったわ」と笑顔の奥様。これまでは仲良しグループの友達宅にお邪魔するばかりで、どこか申し訳なく感じていたようです。
職場と生活の場を共有させて来た今までの生活では、なかなか得る事ができなかった自分の時間も、これからは楽しくゆっくりと過ごすことができそうとご満悦のようす。
対面キッチンからつながる和室のスペースは、お子さんが家族連れで遊びに来た際に、客間として仕切る事も考慮してあります。中古物件とは言えども、しっかりしたリフォームを行えば、
永くその効果を実感する事ができる空間に生まれ変わる事が可能です。これから住まいをお考えになる方も、中古物件をひとつの選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。