STAFFお客様の笑顔のために

Qualified Architect 大工木造建築士/福祉住環境コーディネーター二級 Eiji Ishikawa
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上善如水

山岡鉄舟を愛する男前大工

「企画された新築は出来るが、予想がつかないreform&renovationの仕事は怖くて出来ない。」という大工が多い中、彼は涼しい顔をしてこう言い放ちます。「毎度、考えることが楽しい。」彼は決して器用な性格ではないかもしれませんが、その誠実さはお墨付きです。

大規模リノベーションの現場にはもちろん、OBのお客様から多くご依頼いただく、小規模なリフォーム工事も、彼は迅速に対応します。建築士としても知識を備えているため、家の困りごとを相談する相手として、誰もが彼の存在を頼りにしています。

彼の言葉には、仕事への真摯な姿勢と向上心が感じられます。reform&renovationの仕事は予想がつかないことも多く、他の建築作業とは異なる難しさがありますが、彼はそれを恐れずに取り組んでいます。毎回新しい課題に向き合い、考えることを楽しんでいる彼の姿勢には、多くの人が感銘を受けることでしょう。

また、彼が尊敬する山岡鉄舟の影響もうかがえます。山岡鉄舟は日本の歴史に大きな影響を与えた偉大な人物です。その姿勢を彼が尊敬していることからも、人間性と誠実さが伺えます。

彼の仕事への情熱と誠実さは、大規模なリノベーション現場から小規模なリフォームまで、どんなプロジェクトにも真摯に取り組む姿勢が表れています。彼はお客様の期待に応えるために日々努力し、家の空間をより快適で豊かなものにすることに全力を尽くしています。

何故この仕事を選びましたか?

高校からの下校時、偶然サシガネを拾いました。「尺?なんだろう・・・」と不思議に思いながら調べて行くうちに、メートルやキロが一般的になっているため、尺貫法という単位があまり使われなくなったことを知りました。

尺貫法は日本の伝統的な長さの単位であり、かつては広く使用されていました。しかし、現代では国際的な標準としてメートル法が広く普及しており、尺貫法は一般的ではありません。

サシガネを見つけた瞬間に、過去の日本の歴史と文化に触れた気がしました。尺貫法は古くから使われてきた伝統的な単位であり、日本の建築や工芸などにも影響を与えてきました。

しかし、時代の変化とともに、メートル法が導入され、より便利で精度の高い測定が可能になりました。その結果、尺貫法は現代ではあまり使用されなくなりましたが、それでも日本の伝統や文化に対する興味を持つ人々にとっては、貴重な存在となっています。

『サシガネとの出会い』は、日本の歴史と文化に触れるきっかけとなりました。尺貫法が持つ独特の魅力や価値を再認識することで、自国の伝統を大切にし、過去の知恵と現代の技術を結びつける可能性に気付いたのです。

この経験は、私の視野を広げ、将来の道にも影響を与えたことでしょう。尺貫法という古い単位を通じて、自分のアイデンティティを見つけ、新しい価値を創造することに挑戦してみたいと思います。

仕事を通して喜びを感じる瞬間はどんな時ですか?

仕事を通して喜びを感じる瞬間は、お客様と共に創り上げた空間が完成した瞬間です。その瞬間には何よりも誇りを感じます。お客様の夢や希望を形にすることは大きなやりがいであり、自分の仕事が人々の暮らしに寄り添っていることを実感します。

新築の場合は、お客様の理想を具現化するためにアイデアを形にしていくプロセスがとても楽しいです。デザインを提案し、打ち合わせを重ねながら、お客様のニーズに合った最適な空間を創り出すことに喜びを感じます。

また、リフォームやリノベーションの現場では、既存の建物を生かしながら新しい価値を創造することが挑戦的で刺激的です。古い家屋を見つめ直し、お客様のライフスタイルに合ったアイデアを提案することで、お客様の満足度が高まる瞬間は特別な喜びをもたらします。

さらに、お引き渡し後にお客様から「ありがとう」と言われる瞬間は何よりも嬉しいです。お客様の笑顔や満足の表情を見ることで、自分の仕事がお客様に喜びや幸せを提供していると実感し、これぞ建築士大工としての使命だと胸を躍らせます。

そして、一つ一つのプロジェクトを通して成長していくことも喜びの源です。経験を積むごとに技術が向上し、より良い空間を提供できるようになることは自己成長としての達成感を感じさせてくれます。

建築士・大工としての仕事は決して簡単ではありませんが、お客様の笑顔や喜びを見るたびに、この仕事を選んだことを誇りに思い、これからもより良い空間を創り続けていきたいと強く思います。

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