■震災被害のようす リフォーム前
とちぎ県内に数多く存在する大谷石の蔵。重厚な見た目もさることながら、湿度を調整してくれるなどその機能性もバツグン!蔵がある家って響きもカッコイイですよね。
ですが、東日本大震災で被害が大きかったのもこの大谷石蔵。
特に2階部分まで大谷石で造られた蔵の被害が目立ちました。
今回お手伝いさせて頂くことになった蔵も、その2階部分の壁にヒビが入り心配な状態です。さてさてどのようにリフォームされるのでしょうか?
■解体
解体工事がスタート!!
今回は2階部分が壊れてしまったため、2階部分を木造で作り替えます。
というわけで、大谷石の蔵解体中です。
地震で大谷石の目地が剥がれてしまい、
グラグラと石が揺れる中の解体となりました。
安全に注意して進めていきたいです!!
■木工事☆
現在木工事進行中!
臥梁(がりょう)の梁を残し、
アンカーボルトを設置して、
そのうえに木造で2階部分を造り直しました!!!
■完成☆
工事が完成いたしました。
蔵の為、熱対策として屋根断熱を採用致しました。
屋根に温まった空気を逃がす通気層があります。
これにより屋根からの熱の侵入を防いでおります。
構造体は金物で十分に強度を増しました☆
内部は出来るだけにローコスト仕様にて仕上げました☆