■Before
今回のご依頼は、二世帯ご家族の増築リフォームです。
家族の人数に合わせ、そして家族の成長に合わせ、家の使い方も変化していきます。
今、目の前にある問題を解決する事も大切ですが、5年先、10年先を考えプランする事で、より効果的なリフォームが可能となります。
現在のお住まいに、何かしらのご不満がおありの方、ぜひドクターリフォームサンセイまでお問い合わせ下さい。
■基礎工事
既存の建物と増築建物をつなぐため、先に建物の一部を解体し、通路等の施工をしやすくしてあります。(ブルーシート部分)
当たり前ですが、増築が建物の全体のイメージを下げてしまっては、せっかくのリフォームが台無しになってしまいますので、この辺りから、計画性を持って、結果をイメージして進めて行かなければなりません。
気持ちよく晴れた宇都宮地方。
基礎の鉄筋も組み、コンクリート用の型枠を並べ順調に現場も進んでおります。
■大工工事1
ご覧のように、増築部分と既存部分のドッキング工事が順調に進んでおります。
廊下の向こう側に、ご家族がお住まいになっているわけですから、防犯や騒音、誇りには細心の注意を払わなければなりません。
隣の敷地に増築したい。子供の部屋を増やしたい。
そんな増築のご相談も、ドクターリフォームサンセイにお声がけ下さい。あなたの家の、素敵な増やし方をご提案させて頂きます。
■大工工事2
鴨居・敷居・落し掛・畳寄せ・絞り丸太、それぞれドコを指すか分かりますか?
最近は、和室を新設するお宅も少なくなりましたので、このような名称も徐々に忘れられて来ているのかもしれませんね。
当然ですが、需要が減れば技術者も減る。大工の中でも、和室が苦手といった職人が多くなってきています。
和室が好きな方、ぜひ和室の文化を後世に残せるよう、流行に流されず、和空間に住み続けて下さいね。
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■仕上工事
左官仕上の和室。2間の壁全面塗れるとあって、左官の親方も気合が入っています。
このような部屋に住んでみて感じることは、なんといっても香りではないでしょうか。あの何とも言えない、漆喰のいい匂い。それだけでリラックスできるとおっしゃる方もいるくらいです。
外部には、縁側の庇が取り付けられ、いよいよ完成間近です。
■After
増築工事で最も気を使う点が、既存の建物とのバランスです。
形や色など、増築した事で建物全体の様子がおかしくならない様にと考えます。
一緒に暮らして来た親御さんへの感謝の気持がいっぱい詰った今回の増築工事も無事に終了。秋晴れの気持ちよい空気の中、お引渡しをさせて頂きました。長らくの工事にお付き合い頂き有難うございました。今後とも末永いお付き合いの程をよろしくお願いいたします。