「自宅敷地奥にある納屋をリノベして、人生の活力になるような空間を造りたい!」そんな言葉ではなかったのですが、そのようなことを考えているのだろうな。という抽象的なお話から、今回のご依頼はスタートしました。
住空間とは違う、趣味の空間は通常の自宅リノベと異なり『遊び』がとても重要になってきます。
毎回、初回の訪問時には、そんな話をお客様とさせていただいています。
「自宅敷地奥にある納屋をリノベして、人生の活力になるような空間を造りたい!」そんな言葉ではなかったのですが、そのようなことを考えているのだろうな。という抽象的なお話から、今回のご依頼はスタートしました。
住空間とは違う、趣味の空間は通常の自宅リノベと異なり『遊び』がとても重要になってきます。
毎回、初回の訪問時には、そんな話をお客様とさせていただいています。
図面プランを何度かお打ち合わせしていく中で、お客様の中でも、やりたいこと&やれることが少しずつ見えてきた様子。
大谷石の雰囲気や梁の存在感を存分に表せるよう、一階と二階のプランや照明計画を進めていきました。新たにトイレも設置します。
いざ!工事となる前に、皆さん抱える問題が『お掃除』です。
何十年、先代から引き継いだモノをどのように少なくしていくか。
これが第一段階の大きなハードルでした。
大掃除の日は、奥様監督の下、私たちスタッフもお手伝いさせて頂きました。
終わってみれば、「スッキリ!」そして疲れと共に次へのワクワクがスタートします。
いよいよ工事がスタート。お清めをし、解体&大工工事を進めていきます。
全部を新しくしてしまうのは、チョー簡単。ですが、それでは年代モノの蔵の価値が台無し。
味のあるテイストをあらかじめ想像し、壊さない所をビミョウに取っておくことが、Banana works LABOの真骨頂です。
土足仕様の蔵の床を作り、断熱材を入れ、ハシゴをカイダンに作り替え、どんどん工事が進んでいきます。この間も、お客様にゲンバを確認して頂き、イメージとのギャップをより少なくする時間も設けています。
「こんな風に蔵が生まれ変わるなんて。」「初めて2階のこの窓から外の景色を見ることができた。」
奥様の表情はとても柔らかく、『住まい』プラスαの喜びに溢れていました。
自分にとって大切な空間を蘇らせる悦びをリノベーションで叶える。