■Before
築35年、着工も地震の影響で若干の遅れが生じましたが、本日より着工しました。
大きな間取りの変更はありませんが、壁量を多くとるため、和室の真壁は大壁の和室へ変わり、窓の開口幅等は1間半から1間に小さくします。
耐震リフォームがメインですが、システムキッチンの替えと浴室は在来の浴室から最新のシステムバスに入れ替えします。
那須塩原市も住宅の耐震化率(現在78%)90%を目指し、木造住宅耐震診断費等補助金制度・・・ これまでは、平成22年10月1日から、 「簡易な耐震診断」(耐震性を確認する簡易な診断)と 「補強計画策定」(耐震診断の結果に基づき策定する補強提案)に分けて利用できるようになりました。また、木造住宅耐震改修費補助金制度(耐震診断の結果、耐震改修が必要とされた方に対して、改修にかかる費用の一部を補助するもの)もあります。
(詳細問い合わせは那須塩原市役所)
■施工中
部分的ですが、和室6帖の木工事(耐震の下地補強し)内部の仕上げ工事も完了、本日畳の搬入をしました。
また、本日より 浴室の解体が着工しました。
今回の最大の目的である耐震補強も壁に施され、日に日に建物の耐震性が上がっていきます。
梅雨も明け、毎日暑い日が続きますが、早く浴室を完成させて新しいシステムバスで汗を流して頂きたいと思います。
がんばろう!ばなな匠の会(ドクターリフォームサンセイ行社会愛称)スタッフ!!
■After
東日本大震災後に『耐震リフォーム』は大きな注目を浴びるようになりましたが、市役所などが行っている耐震診断までは実施しても実際に工事まではやらなかったという方も多いのではないかと思います。それはなぜか!?
耐震は家全体の壁をまんべんなく補強して初めて体力が確保されるものなので、工事の範囲が広域にわたってしまい予想以上に費用が膨らんでしまうことがその原因です。
築年数が20年を超えているような家では、耐震も重要だけれど水廻りや外壁・屋根のリフォームも必要な場合がほとんどですし、耐震壁を施工するためには壁の他にも天井や床もをはがしてしまいますので、ただ現状の状態に復帰させるだけではもったいないと思う方もいらっしゃいます。「どうせなら使いづらいと思っていた間取りも変更したい」そんあ欲求は毎日過ごしている家ならば当然出てくるものですよね?
今回の耐震リフォームでは、断熱性をアップさせ浴室のリフォームも同時に行いました。奥様も「これで一安心」とご納得の様子でした。