『違法建築』と聞くと思い出されるのが、姉歯建築士による耐震偽装問題ではないでしょう?
あれは、高層ビルの鉄筋を少なくした問題ですが、一般の戸建住宅で行われる違法建築は、面積オーバーや敷地をとび出してしまう越境などです。
今回のお宅も、その面積オーバーの建物ですが、ここに家族のストーリーが・・・
皆に愛され昨年お亡くなりになったお父様が、仕事のために止む無く増築。
残された家族は、これを改善し二世帯住居として再出発しようと、ドクターリフォームサンセイへご相談にいらしたのです。
「これは違法ですよね~」と明るく話し「もちろん壊してください」とご決断されたご家族を、私たちも全力で応援させていただきます。






「もちろん壊してください!」
ご家族のご希望通り減築し、キレイに当初(新築時)の大きさになりました。
こうしてみてみると、やはり敷地に合った建物の大きさってありますね。
大き過ぎず、そして小さ過ぎず。減築をしながら効率よい二世帯住居を造るというプロジェクトが、鹿沼市内で進んでおります。



1人暮らしになったお母様を心配した、優しい息子さん夫婦が計画し、スタートした二世帯計画も無事工事終了。
開放的になったLDKで、今後どんな生活模様が繰り広げられるのでしょう。
きっと天国のお父様も、今回の減築を、喜んでいらっしゃることでしょう。
風通しも、陽当りも、ぐんと良くなりました。