ハウスメーカー住宅のリノベーションも一般的になってきましたが、増築となるとまだまだ数は少ないようです。
ドクターリフォーム・Banana works LABOでは、以前からこのような増築をお手伝いしてきましたので、完成事例をご覧になった方からのご依頼を頂くケースがございます。
増築を伴うリノベーションの場合、何が違うかと言いますと、簡単に3つ。
①役所への申請:増築を行う場合、建築基準法や地方自治体の条例に基づいて建築許可を取得する必要があります。これには建築図面の提出や関連書類の準備が必要です。また、近隣住民や自治体からの影響を受ける場合は、周辺環境への配慮や説明も必要となります。
②施工の難易度:増築は既存の建物に新たな部分を追加するため、構造や設備の変更が必要となります。これにより、建物の耐力や耐震性、配管や電気系統などの設備の再配置が必要になる場合があります。そのため、追加される部分と既存の建物とのつなぎ合わせや統合が、通常のリノベーションよりも複雑な場合があります。
③工事金額:増築には、新たな部分を建設するための工事費用が追加されます。これは建材の調達や専門業者の手配、増築に伴う構造変更や設備の移設などにかかる費用が含まれます。そのため、通常のリノベーションよりも費用が高くなる傾向があります。
これらの要因を考慮すると、増築を伴うリノベーションはより複雑で、計画段階から注意深く検討する必要があります。