お客様の要望・コンセプト

築32年を迎えたＫ様邸。住まいは老朽化と共に家族構成の変化も伴い、無駄なスペースが多くなってきていました。また、水廻りを中心に使い勝手も悪くなりはじめ、住まいに不満をお持ちでした。
全体のご要望としてお話し頂いた「ホテルのような落ち着いた空間」を、元々の和風の造りも生かしながら実現できるよう設計を考慮しました。収納は、何を入れるか事前に打ち合わせをし、内部まで提案する事で無駄をなるべく作らないように設計しました。室内の内装やインテリアは、なるべく落ち着けるような配色でコーディネートしています。
キッチンは対面型にレイアウトして、孤独感を全く感じさせなくなりました。また光・風が抜けるように考慮し、隣には棚付きの食品庫を設け、大容量の収納が可能に。「今まで暗いキッチンで作っていたので、明るく会話をしながら料理を楽しみたい」「見える場所にはあまり物を置きたくない」という奥様の声は、これで解消されました。