築90年 母の部屋を残す理由がある 宇都宮市 1400万

  • 施工の様子とコスト
築90年 母の部屋を残す理由がある 宇都宮市 1400万


宇都宮市内でも自然豊かな篠井エリア。
ここに、築89年と築37年の二つの建物が並ぶ古き良き敷地があります。市内中心部で賃貸暮らしをしていた50代後半のご夫婦は、受け継がれた土地に暮らすことの大切さを改めて感じ、移り住む決断をされました。

今回のリノベーションには、特別な想いが込められています。
痴呆が進み、今は施設で生活されているお母様のための「母の部屋」を残すこと。それは、他の人には価値がないと思われるかもしれません。けれども、ご夫婦にとっては、何にも代えがたい大切な記憶の場所なのです。

リノベーションでは、老朽化や断熱などの機能面をしっかり改善するのはもちろん、ご夫婦の夢であった「カフェのような自宅」を実現する計画です。窓の外には自然と調和した素敵なテラスも設け、これからの暮らしを心地よく彩っていきます。



古くて使われなくなった実家を、親族が再利用するメリット

少子化やライフスタイルの変化により、長い間住まわれていた実家が空き家になってしまうケースは年々増えています。けれども、その家を壊してしまう前に「親族で再利用する」という選択肢を考えてみてはいかがでしょうか。

1. 経済的なメリット

中古住宅を活かしてリノベーションすることで、新築に比べて大幅にコストを抑えることができます。親族で住み継ぐ場合、土地の購入費用も不要になり、浮いた予算を断熱改修や耐震補強、最新設備の導入などに充てることが可能です。

2. 思い出を残すことができる

親や祖父母との思い出が詰まった実家。柱や梁、庭の木々など、家族の記憶が宿る空間を残しながら暮らせるのは、再利用ならではの価値です。「子ども時代に遊んだ場所で、今度は自分の子どもが走り回る」――そんな世代を超えたつながりが生まれます。

3. 家族の絆が深まる

親族が協力して実家を再利用することは、家族の結びつきを再確認する機会にもなります。二世帯住宅として使う、離れて暮らす子世帯が週末を過ごすセカンドハウスにする、あるいは親族でシェアする拠点にするなど、活用の仕方は多様です。

4. 地域にとってもプラスになる

空き家の放置は、老朽化による倒壊や防犯上のリスクを高め、地域全体にマイナスの影響を与えます。親族が再利用することで、家は再び息を吹き返し、地域の景観や活気を守ることにもつながります。


実家は単なる「古い建物」ではなく、家族の歴史や地域とのつながりを映し出す大切な場所です。壊して更地にする前に、一度リノベーションという選択肢を考えてみませんか?
ドクターリフォーム
Banana Works
LABOでは、そうした思い出と機能を両立させるリノベーションをご提案しています。



古くて使われなくなった実家を、親族が再利用するメリット・事例から学ぶ

人生の節目や終活、家族のあり方など、住まいに対する考え方は変わってきています。「実家をそのままにしておく」ではなく、「親族で再利用する」ことで得られるメリットは、実際のリノベーション事例がその証しです。

事例から見るリアルな効果

築30年 平屋リノベーション(宇都宮市)

この事例では、築30年の平屋を自然環境と調和させる形で改修。既存構造を活かしながらも断熱・窓の配置を見直すことで、光と風の通る快適な住まいに蘇らせています。コストを抑えながら、平屋ならではのゆったりした生活が実現。

築60年 『建て替えより中古リノベが賢い』ケース(宇都宮市)

築60年の建物を取り壊すのではなく、構造補強・間取り変更を伴うリノベーションを選択。このように築古物件でも品質を診断(インスペクション等)して、必要な補強を行えば安全性・快適性を担保できます。新築よりも低予算で理想を追求できるという実例です。

築40年 古民家リノベーション『農と音』(宇都宮市)

古民家的な趣を残しつつ、現代の生活に適したキッチンや浴室、断熱性能を向上させ、暮らしやすさを確保。自然素材を活かした内装・仕上げで、住まいへの愛着と居心地のよさを両立しています。














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