安くて早い。でも、何かが足りない。
「お風呂が古くなってきたから、そろそろリフォームを…」
「キッチンの使い勝手が悪いから、新しいものに変えたい…」
こうした声に応えてくれるのが、最近増えてきた家電量販店のリフォームサービスです。
広告には「工事費込みで◯十万円!」「最短3日で完成!」など、わかりやすく魅力的な言葉が並びます。確かに、忙しい現代の家庭にとって“手軽さ”は魅力です。予算も明快で、迷うことなく決めやすい。
でも、少し立ち止まって考えてみてください。
「そのリフォームで、本当に今より暮らしやすくなりましたか?」
「新しくなったけれど、どこか無機質で、何かが足りないと感じていませんか?」
私たちBanana Works LABOの考えるリノベーションは、「機器の交換」ではありません。
それは、暮らしの形そのものを見直し、再構築することです。
単なる設備の取り替えではなく、その家に住む人たちの思いや、過ごし方、未来のビジョンに寄り添って、空間をまるごと編集し直す。
私たちが大切にしているのは、「住むことの意味」そのものを深める住まいづくりです。
以下では、家電量販店のリフォームと、Banana Works LABOのリノベーションとの違いを、具体的に3つの視点で比較してみたいと思います。
1. 【プランニングの深さ】
□ 家電量販店
家電量販店のリフォームは、基本的に「パッケージ型」です。
あらかじめ決められたキッチンやバス、洗面などの設備機器の中から選び、それを既存の空間にそのまま当てはめるスタイルです。間取りの変更や動線の見直しにはあまり踏み込まず、「古くなった設備を新しくする」ことがゴールになります。
■ Banana Works LABO
私たちは、まず最初に「どんな暮らしを送りたいか?」という問いから始めます。
建築士やプランナーが直接ご家族と向き合い、「今、不便に感じていること」「家のどこが好きか」「これからどんな風に歳を重ねたいか」など、暮らしそのものの本質にじっくり耳を傾けます。
間取りの変更はもちろん、風の通り道、光の入り方、収納の在り方、趣味のスペースまで…その家ならではの提案を重ねていきます。
2. 【施工の質と安心感】
□ 家電量販店
施工は、提携している下請け業者に委託されることがほとんどです。
現場に誰が来るのか、どんな大工さんが工事するのか、契約時にはわからないことも多く、現場での臨機応変な対応や相談がしづらいこともあります。特に築年数の古い住宅では、予期せぬトラブルに対して現場での判断力が求められますが、その対応力にはバラつきがあります。
■ Banana Works LABO
私たちは、**顔の見える「チーム制の現場」**で施工を行います。
設計した建築士と、現場監督、大工が連携し、常にお客様の暮らしの目線を持って工事を進めていきます。途中で「やっぱり棚を増やしたい」「ここにコンセントを追加したい」といったご要望にも、柔軟に対応できる体制を整えています。
また、解体してみないと分からない古民家や中古住宅ならではの構造的課題も、豊富な経験を持つ職人チームが現場判断で対応できるのが私たちの強みです。
3. 【暮らしに対する視点】
□ 家電量販店
リフォームの目的は「壊れたから取り替える」「最新機種に変えて快適にする」という、機能面の回復や向上が中心です。短期的に“便利”にはなりますが、空間のつながりや家族の時間、将来の住み心地までを見通した提案は多くありません。
■ Banana Works LABO
私たちのリノベーションは、「今よりも心地よく生きるため」の家づくりです。
たとえば子育てのステージに合わせて、家の使い方を変える。将来、親と暮らすことを見据えて間取りを整える。夫婦2人になった時も快適に暮らせるように備える。
“設備を変える”のではなく、暮らしそのものを変える。
それが、私たちのリノベーションです。
「選ぶ自由」の先にある、“本当の満足”
リフォームを考えるとき、たしかに価格や工期は重要です。
でも、「安くて早かったけれど、もっと相談できる相手がいれば…」
「完成したけど、思っていた暮らしとは少し違った…」
そんな声も少なくありません。
もしあなたが、今の住まいにもっと“意味”や“豊かさ”を求めているなら、
Banana Works LABOのリノベーションを、ぜひ知っていただきたいのです。
▶ OPEN HOUSE 開催中!
実際に中古住宅をリノベーションした物件を、毎月見学できます。
設備の良し悪しではなく、「こんな暮らしがしたい」と思える空間を、ぜひ体感してください。
Banana Works LABOは、家をつくるのではなく、「これからの人生をどう暮らすか」を一緒に考える場所です。