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限られた条件を200%生かす

限られた条件を、二〇〇%生かすドクターリフォームサンセイ

宇都宮市の秋山さん宅は、ご主人のご両親の代まで酒店を経営していました。今のご主人は会社勤めですが、以前の店舗併用住宅に現在はご夫婦お二人でお住まいです。


 お住まいは建築してから三十年がたち、雨漏りするなどの老朽化が目立ってきたこと、使っていない店舗スペースをつぶして、居住空間を広げたい、そのためにリフォームを決めましたが、まず頭に浮かんだのは玄関がほしいということでした。これまでの家は、家族の出入りと店の入口が一緒という昔ながらの作りのため、広い玄関は長い間ご家族全員にとって憧れだったのです。


 さまざまなヒアリングの結果、ドクターリフォームサンセイでは一階部分のみのリフォームプランを提出。秋山さんご夫婦も気に入ってくださり、施工がスタートしました。


 従来の家は正面が店舗と駐車スペース。そこを通って室内にあがるとダイニングキッチンと六畳の居間が左右にあり、その奥が八畳の和室と浴室やトイレなどの水回りでした。今回のプランでは奥の八畳間と浴室やトイレには手を加えず、店舗、駐車スペース、ダイニングキッチン、六畳の和室を、広々としたリビングルームと独立したダイニングキッチンに改造するというもの。もちろん、玄関も忘れてはいません。


 もっとも大きく変わった部分は、これまで家の北側にあったキッチンを、道路に面した西側に持ってきたことです。道路に面した部分はこれまでは店舗のガラス戸でした。ここに新しい壁を作り、その壁には横幅いっぱいに窓が設けられています。さらに、外壁部分には窓にそってプランターボックスが取り付けられ、さまざまな花の鉢が人の目を楽しませてくれます。おまけに、プランターボックスの下は、収納庫になっているという念の入れよう。キッチン内部には、システムキッチンとテーブルを備え付けました。作業動線も考えて配置し、無駄な動きが少なくなったようだと喜ぶ奥さまです。


 玄関は、道行く人が思わず振り返るセンスの良さ。天井まで届く、造りつけの靴用クローゼットが上方の空間を意識させ、閉塞感を感じさせないすっきりとしたデザインです。


 そしてリビングルームはこれまでの三倍はあろうかという広さ。室内で飼われている二匹のマルチーズのためのゲージの場所も、それぞれ確保されています。オーディオ・ビジュアルや食器棚、はてはティッシュの箱用の棚など、デッドスペースを有効活用するための用途に応じた作りつけの家具は、ドクターリフォームサンセイの真骨頂といえるものでしょうか。大きなクローゼットも二ヶ所に設置され、部屋が片づくと奥さまも大喜び。


 このスペース全体で、実によく工夫がされているのが採光です。隣家との間が狭く、家の北側部分まで陽差しが届かないため、これまでは昼間でも電気をつけて生活していたそうです。そこで隣接する八畳間の欄間をくり抜いてガラスを入れる、道路に面したキッチンとリビングの壁に磨りガラスを入れるなど、各所からの陽差しを誘導して、直射ではない外光をうまく利用しています。


 木製のシンプルな家具と、自然の光がバランスよくマッチした室内は、柔らかな、優しい雰囲気に満ちています。そして外に面したガラス戸と、玄関とリビングの境目のガラス戸には、現代的にアルミフレームを選びました。ちょっとクールな感覚が甘さを引き締め、洗練された印象を残します。


 満足度一〇〇%とおっしゃる秋山さんご夫妻。奥さまに感想をうかがってみました。


「ずっと以前から、リフォームするときはドクターリフォームサンセイさんで、と決めていたんです。それは、ドクターリフォームサンセイさんが開催した講演会に偶然参加したことがきっかけになりました。文星芸術大学の先生の講演で、内容はあまり覚えていないのですが(笑)、こういう、利益に直接関係しない講演を企画するような会社だったら、きっと安心して仕事を任せられるだろうと思ったんです。思いに違わず、本当にいい仕事をしていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです」。


 ご主人も語ります。


「丁寧な仕事ぶり、そして職人さんたちの礼儀正しさに感激しました。無駄なスペースを作らない、アイディアはすばらしいですね。私は、玄関脇の犬の足洗い場がたいへん気に入っています」。


 そんな意外なアイディアも、ドクターリフォームサンセイならではです。