「和風」×「モダン」 自然素材の風合いを生かしたリフォーム
45年前、裏の山から切り出した木を使い、家族総出で建てた母屋は、建具までも親戚の手作り。
思い出たっぷりの家ではあるが、水回りの老朽化と、部屋数はあっても間仕切りが多く、みんなが集まる茶の間が狭くて暗いのが悩みだった。
娘さんご家族の同居とご主人の退職を機に、新築も考えたが、やはり家族の想いがつまった家を大切に生かしていきたいと、LDKの部分リフォームをすることに決めた。
数社に相談した中で、「ドクターリフォームサンセイの説明が一番しっくりきて安心できた。
古民家を大切にしてくれそう」と、依頼することに。
要望は、茶の間を明るく広く、あるものをできる限り利用し、和テイストを残すこと。
住みながら作業を逐一見ていたので、途中での細部への希望やアイデアもたくさん出てきた。
「方向転換しても、心よく、細かいところまで気をつかって、納得するまで対応してもらった」と嬉しそうに振り返る。
その結果、お母さまも「思い出はそのままに、明るくなった。家族団らんが楽しい」と絶賛。
岩本ご夫妻も、出来ばえに満足そうだった。
(文:トチペ編集長 菊池)