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先祖へのリスペクトで家族のベース基地がリスタート!

機能とデザインで寛ぎのセカンドライフを実現

「決め手は、山口社長が、まずはお仏壇に線香をあげ“家を見させてもらいます”と手を合わせてくれたこと」という半田さん。新築も検討したけど、両親が苦労して建てた家だけに、サンセイの先祖へのリスペクトにリフォームを決断。


代々農家としてこの地で生活してきた半田家。もちろんご主人もここで育ち、結婚し、夫婦共稼ぎで一男一女を育ててきた。家は寝に帰る場所に過ぎなかったが、子ども達も独立し、定年を迎えた今、家で過ごす時間を大切にしたいと思うようになった。ところが、老朽化による雨漏れや寒い風呂、水漏れによるシミなど気になるところが山積。もっと過ごし易い空間、友人知人を招いて寛げる空間が欲しくて、「体力、気力、資金的にも今だ」と踏み切った。


バリアフリーや床暖はもちろん、神棚や仏壇など活かせるものは最大限活かし、欄間や壁板などは新たな形で再利用。高低差をつけた天井、光を取り込む天窓、押入れを改造したクローゼット、壁を取り去り確保したパントリースペース、大きくしたり小さくしたり用途に合わせた窓、細かな造作とアクセントの大谷石等々。「補強もバッチリで新築みたい。さらに、目に見えない機能まで考えた提案が素晴らしい。でも押し付けず、時間をかけて気づかせてくれる。やっぱりプロ」と絶賛。息子さんも、あまりの違いに言葉を失うほど。ご夫婦が大満足したことは、1階だけの予定が、2階まで手掛けることにしたことからも明らか。


ちなみに、天井裏から現れた梁に記された上棟式の日付が、リフォームをスタートした日と同じだったというのも、何かの縁かもしれない。


 


半田さんご一家と、ドクターリフォームサンセイ代表の一級建築士 山口弘人(中央)。


 


(文:トチペ編集長 菊池)