リフォーム会社選びは「誠実さ」が決め手
日曜大工が趣味のご主人と、絵を描くのが好きな奥様。宇都宮市にお住まいの高木さんご夫婦は、お子さんが独立し、夫婦二人のこれからの生活をより快適に過ごしたいと今回のリフォームを決断しました。
築二十八年になる高木邸。時とともに、水廻りを中心に老朽化が目立ってきていました。はじめにリフォームを思い立ったご夫婦は、タウンページでリフォーム会社を探します。たくさんの数のリフォーム会社が掲載されていることに驚きましたが、そのうちの数社と連絡を取り、プランニングを進めていきました。しかし、プランや担当者との相性など、どちらもなかなか決め手に欠けていました。そんな中、INAXやサンウェーブのショールームで最新の住宅設備機器を見学している時、ショールームに貼ってあったドクターリフォームサンセイのポスターを目にします。以前タウンページでも同社の名前を見た記憶が重なったことから、連絡をとってみることにしました。
その後住まいの要望を相談します。担当となったスタッフは、若く礼儀正しくて誠実な人柄だったとご夫婦は話します。リフォームのプロとして自由な発想からの提案も期待できると感じ、工事を依頼することに決めました。仕事の流れがご夫婦にとって明快で、ペースも合わせやすかったと振り返ります。打合せの日程についても、おおざっぱに決めるのではなく、次回は何月何日に、と必ず次回の日程を決めていく様子からも、「しっかりとした仕事振りをうかがい知ることができました。」
リフォームを検討し始めた当初は、予算的な兼ね合いもあり、水廻りだけを考えてはいたものの、打合せをすすめ、プランが提案されるうちに、寒さの厳しい冬をなんとかしたい、そして暗い部屋も明るくしたい、と水廻りだけでなく住まい全体への要望が膨らんでいきました。快適な未来を過ごすために、その他の範囲についてもリフォームをすることに決めたのです。その後提案されたプランは、ご夫婦にとっては新鮮な内容でした。特に驚いたのは収納が減っていたこと。そこには担当者の配慮が隠されていました。従来トイレの横にあった納戸を無くし、トイレと浴室のそれぞれのスペースを広くしたのです。毎日使うスペースだけに、ゆとりを持たせた空間にすると同時に、将来万一介護が必要になった場合でも使いやすいようにとの思いからでした。はじめは若干戸惑ったものの、これからは物を持ちすぎないシンプルな生活を、とご夫婦はプランに納得しました。
工事は住みながら進められました。工事中は、ご夫婦が仕事等で外出する際でも、鍵はかけずにそのまま外出していました。それを友人に何気なく話すと、防犯上大丈夫なのかと大いに驚かれたと言います。「監督さんをはじめ職人さんも良い人が多く、安心して任せることができました」。
工事進行中、嬉しかったことがあると奥様は話します。トイレに設けた手洗器。打合せの中で一度は納得した仕様でしたが、多くのものを見るうちに、奥様好みの素敵なものが見つかりました。どうしてもそれを取り付けたいと思い担当者へ伝えると、快く変更に応じ、取り付けるための部品などを迅速に調べてくれたそうです。「本当に良くやって下さり、とても嬉しいことでした」。
リフォームの完成した高木邸。ご夫婦がゆったりくつろげるよう、広々として明るいリビングルームが実現しました。住まいのトイレ、浴室もゆとりある空間に仕上がっています。もちろん冬の寒さ対策も入念に施しました。ご夫婦のお気に入りは、ニッチと呼ばれる飾り棚。ちょっとしたものを飾れるお洒落なスペースに、やわらかな間接照明が彩りを添えます。毎日のラジオ体操が日課の奥様は、室内でも広々体操ができるようになったと笑顔を見せます。これからも、仲むつまじい高木さんご夫婦の素敵な未来が、この生まれ変わった家で待っていることでしょう。