結婚して30年、「妻には感謝している」というAさんのご主人は、その気持ちを今回のリフォームで伝えた。家にいる時間が長い奥様が使い易いようにと、奥様の希望をできるだけ優先し、ご主人は土木関係の仕事をしていた経験を生かし細部についてアドバイスした。完成後には、奥様の趣味のトールペイントの作品などを飾るための棚を自ら各所に設置したほど。
28年前に娘さんを出産する時に購入した建売りの新居を、13年前にドクターリフォームサンセイで、窓向きのキッチンを対面式にし、ダイニングを床に張り替えている。当時は現会長が社長で、「書いた本も読んだが、意欲があるなぁと感心していた。その後で、今の社長さんがTVチャンピオンになったのを知った」と。当時の対応と現場の仕事ぶりから信頼し、今回も依頼することにした。
加齢と共に気になる段差を解消し、水廻りを改善してゆったりとお風呂で寛げるようにすることが、今回のリフォームの目的。そして提案されたのが、快適な浴室、洗面脱衣室はもちろんのこと、物置化していた和室を寛ぎ空間にし、廊下の一部と既存トイレを一緒にして広いトイレに改善すること。また、階段下の押入れを、飾り棚と収納棚で両面活用すること。それらに伴って、窓や棚など細部にわたるプロとしての知識、技術が生かされた提案に、「不都合を少しずつではなく、思いたった時にパッといっきにやろう」と決断。その結果、「半年間住んだが、文句がひとつも出ない。気持ちにもゆとりが出た。気に入った空間で生活している」と満足そうだった。さらに、「朝早くから夜遅くまで真面目に働き、後々後悔しないようにと、細かな要望にも応えてくれた大工さんに感謝」とも話していた。