INPUT TRAVELインプットトラベルブログ

Vietnam

ベトナム旅行記

毎年行き先を変え、旅を重ねること13年。まだまだ旅の達人とまでは行きませんが、何もわからない土地に行くことだけでビクビクしていた頃に比べると、その土地の食事や人との交流も楽しめるようにはなってきたかなぁ

今年の渡航先は、赤に黄色の星の国Vietnam!到着してすぐに、ベトナムTシャツを手に入れまずはハノイから旅はスタート。政治の中心であるハノイは思っていたよりもずっと綺麗で静かな印象を受けた。





世界遺産ハロン湾にももちろん行ってみた。観光船の子供たちにもベトナムTシャツを着ていれば大人気だ。スマートフォンで日本の音楽をかけみんなと一緒に歌えば拍手喝采(笑)なぜか毛深い私の腕をなで「ジャパ~ン」と声をあげていた。(^^;)







インドに続き今回も、ローカルバスや夜行列車を利用した。三段ベッドの一番上は価格も安いが寝心地も最悪だ。ただその環境を耐えてから見た海岸線から昇る太陽の美しさは格別だった。こんな経験も普段なかなかできない特別な経験で楽しい。





列車をダナンという町で降りてみた。戦時中アメリカ軍が上陸し基地を構えていたベトナム中部の中心地。道端でジャックフルーツを分けてもらいビーチを散歩すれば、長時間の移動で痛めた体も癒される。





旅の最終目的地は、経済の中心地ホーチミン。地下鉄や高層ビルの建設が進み、日本からもその技術や人材が多く訪れているようだ。屋台で食べられる現地の食事もとてもおいしく、生春まきや平たい米粉麺のフォーはもちろん、ベトナムサンドウィッチのバインミーはパクチーなどの野菜たっぷりで最高だった。



戦争博物館にも足を運んだ。庭に並べられた戦闘機前ではドイツから来た観光客の男性と写真を撮った。ベトナムでドイツから来た観光客が一緒に笑顔で肩を組む光景。平和を実感すると同時に、何かを守るために戦地で戦った戦士たちのことが頭をよぎる。



枯葉剤の被害状況や戦争で使用された銃器などを展示する館内では、みな神妙な面持ちでガイドの説明に耳を傾け、展示物に目を向けている。外国によって国民が二分され戦わされたこと。その結果として奇形した子供たちが苦しみながら生きていること。高校生の時に映画館で観たプラトーンは格好よくまとめられていたが、現実は悲惨の一文字でしかないことを改め感じた。



どこに行ってもみんなシャイな笑顔で話しかけてくれる食べ物がと~てもおいしい国Vietnam!自然豊かで安全な国ベトナム!「平和に暮らせる日々に感謝しよう」そんな風に思えるあったかい旅でした。「いつかまた行ってみたいなぁ」

Hiroto Yamaguchi






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