インドネシア旅行記
たくさんの島々が集まる南の国インドネシア
世界遺産からリゾートまで、ゆっくりたくさんinputすることができました。
✴︎ジャワ島の古都ジョグジャカルタ
▫︎王宮 クラトン(1756)伝統音楽ガラムン演奏やバリ伝統舞踊に触れる。このクラトンを保護・管理するのは、腰に剣を差したボランティアの老人たち。優しくガイドをしながら大切な国の施設と文化を守っていた。
▫︎ブリンハルジョ市場。生活必需品から骨董品まである大賑わいのマチナカマーケット。
ここでは旅の初日に、必需品『現地の服&帽子』を購入。少しは現地に溶け込めるかな?
▫︎ボロブドゥール(780〜830)
建立は1200年前、日本では「鳴くよウグイス平安京」の頃。インドから伝来した仏教の繁栄を象徴する世界文化遺産。建てられてから直ぐに土砂に埋もれ1000年以上眠っていたというミステリアスな仏教遺跡。円錐形ストゥーパ内には仏像が安置されている。壮大で幻想的なジャワ島イチオシスポット。
▫︎プランバナン(856)
ボロブドゥールが仏教遺跡で、こちらはヒンドゥー教の遺跡。その違いは、祀られているのが仏像のみ場合は仏教。象の姿をしたガネーシャなど、ちょっと楽しそうな神様がいればヒンドゥー教。同時期に造られていながらも石の積み方や装飾にも違いがあり、宗教と建築の関連深さを感じた。
▫︎街中散策
街中を散歩していた際に偶然訪れた絵画の個展。話しかけられた男性は、インドネシア通過ルピアに印刷されてある歴代大統領の肖像画を描いていた、とても貴重な画家さんだった。
✴︎バリ島 アートと自然に囲まれた街ウブド
▫︎ライステラス&キンタマーニ
プリティーウーマンのハリウッド女優ジュリアロバーツ主演映画『食べて、祈って、恋をして』のロケ地ともなった、長閑な棚田が広がる通称『ライステラス』。現地のお爺さん作ハンドクラフトココナッツリーフハットが旅の想い出の品。ここはその灌漑水利システムと共に世界遺産にも登録されている。
バトゥールの山と湖が一望できるバリの景勝地キンタマーニは、ウブドからクルマで1.5時間。見晴らしの良い高地は、とても涼しく日焼けしたヒゲ面も少し爽やかに(笑)ここから流れる水が、豊富な農作物を育てる貴重な資源となっている。
14年前「バリ島を毎年訪れていて、自邸でもバリを感じることができる空間を造りたい。」と依頼を下さったお客様のKさん。昨年、再度別のスペースをリフォームさせていただきました。また、新築をお手伝いした友人のO氏も増築スペースをBaliで過ごしたくつろぎの時間を感じられる場所にしたいと声を掛けてくれました。
今回の旅は、実際にバリの風土や建築に触れることで彼らの話すBaliを直接感じることも目的の一つだったこともあり、空間をより豊かに変える我々のシゴトとinputの関係性を強く感じた旅となりました。
hiroto yamaguchi
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