亡くなった両親が建てた家。40年以上経過し、建物も家族形態も随分と変化した。

取り壊して新築するか？残したままフルリノベーションするか？

この選択は、今後この建物を誰がいつまで使うのか？で決まった。

幸い娘さん夫婦が孫を連れて同居してくれるという。

カワイイ孫娘と一緒に、先祖が建てた家を大切に住み継ごう。と、フルリノベーションすることが決まった。

スケルトンリノベーション工事が始まった。

当然、住みながらできる状態ではない。

後から同居する若夫婦一家は、完成まで変わらずアパートに暮らすが、この住まいに住んでいた親夫婦は、引っ越しが必要だった。

バァバは近くの実家へ。そしてジィジは、敷地内にある大谷石づくりの納屋へ。

「毎日がキャンプみたいで楽しいよ。」と、たくましいジィジ。

リノベーション中の仮住まいも、後から振り返れば楽しかった思い出になるだろう。

とっても広い家なので、１階の左右で世帯を分けた２世帯実家フルリノベーションを実現することが出来ました。

お孫さんが、扉の向こうにいる。そんな楽しみが、工事中仮設でサバイバル生活に耐えたおじいちゃんにもやってきました。

ご家族仲良く。これまでご両親お二人暮らしだった家に、一気に賑やかさが加わりました。

２世帯実家リノベーションって、本当に素晴らしい。