■Before
お風呂に洗面トイレ。大抵のお宅はこの3つがまとまった位置にあり、その場所のほとんどが北側です。奥様のお家はいかがですか?
では、なぜ北側の水廻りが多いのか?答えは簡単です。日当りの良い南側にリビングなど主要な部屋を持って行き、あまり日の光を必要としないであろう水廻りが北側。と、一般論でそうなっているのです。もし「私はゼッタイに南側の庭を見ながらバスタイムを楽しみたい!」とのご要望があれば、それは実現可能なことですので、遠慮せずに家のプロに伝えてみてくださいね。
今回ご依頼いただいたお客様の家は築22年。ちょうどいろんな所に傷みが出てくる年代です。大きな間取りの変更はありませんが、水廻りを中心に断熱やバリアフリー工事をしっかりと行い、より快適に楽しくお使いいただけるよう工夫を凝らしながら、完成までのお手伝いをさせて頂きたいと思います。
■工事中
「それでは、ご自宅の解体工事に入ります。」もちろん前もってその予定をお客様にお伝えしてありますが、住んでいる家を壊されるとなると多少なりとも心配は付き物。
我々は壁が剥がされ腐った下地が露出した状態で、お客様にその状況の説明を致します。「年数的に通常の住宅と同レベルの腐り状態ですよ。ご安心ください」「次にこの土台を取り替えますよ」などなど。
リフォームのプロとして、設計力や施工力に更なる磨きをかけることはもちろん。お客様に安心を与える説明力も同じくらい重要であると認識し、常にわかりやすい説明をスタッフ一同心掛けて参ります。
■After
トイレ・洗面所・浴室、その場所はリフォーム前と変わりませんが、バリアフリー化と階段下収納などを充実させたことで、格段に使いやすい水廻り空間となりました。奥様が多少歩行に不自由を感じていることもあって、リフォーム終了後にお邪魔させて頂きお話しをお伺いしてみると「やってよかったわ」と大喜びの様子。またひとつ「リフォームの笑顔」が広まったことを我々スタッフも嬉しく思っています。