建築専門学校の友人達と
勝ち取ったTVチャンピオン
32歳の若き社長、山口さんは3年前、「TVチャンピオン・リフォーム王選手権」で見事、優勝している。
「工事のために仲間が全国から12名、車に大工道具を積んで手弁当で駆けつけてくれました。寝起きを共にし、夢中で過ぎた5日間。会社のスタッフはもちろん、彼らがいなかったら優勝はできなかったと思います」
その仲間とは。
山口さんはかつて進学校の雰囲気になじめず卒業後入学したのが、富士山麓にある大工の学校「日本建築専門学校」だ。「色々あって落ち込んでいたんですが、生徒達はみんな素朴で純粋。彼らと学び、サッカーをしているうちに前向きな自分を取り戻しました」
卒業後、山口さんはゼネコンの監督などを経てお父様のリフォーム会社を継ぐ。そんな彼にはお客様と接するときに一番大事にしていることがある。時間をかけて話を聞くことだ。こだわりを探り当て、文章化しタイトルを付ける。それがリフォームとして形になる。TVのときにつけたタイトルは「絆(きずな)」。施主夫婦の家庭事情を汲んだものだが、提案はズバリ施主の心を射た。
徹底して相手の立場になって考えるのが信条。彼が仲間に愛される理由が、かいま見えるような気がする。
サッカーは今の自分をつくってくれた静岡時代の象徴として、特別な思い入れがあるという。今も地元の友人と、そしてごくたまにかつての同級生とフットサルを楽しむ。
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