BLOG水曜日ブログ

2013.05.11Don‘t Answer Me

今回のテーマは「昭和を振り返って」というコトなので。
60年代生まれの私にとって特に1984年(19歳)が
昭和という時代の中で、とても思い出深い年。
当時東京で学生生活を送っていた私は、
昼間は学校、午後は部活、夜はバイトと日々忙しく
あっという間に過ぎ去った数年間でした。
元号はまだ昭和59年。
平成に変わる数年前で時代はいわゆるバブル絶頂期。
世間では高価なファッションに身を包んだ同世代の連中が
思いっきり背伸びをしていた時代のように思います。
尾崎豊が新宿ルイードでデビューして当時のJ-popとしては
一線を画していた反面、街ではEurythmicsやCulture Club等の
EuroBeatが流行しMadonnaやCyndi Lauper等の女性達が
活躍し音楽が若者のファッション文化をリードしていたような
そんな混沌とした時代だった気がします。
あえて言うなら「やり過ぎ」「なんでもあり」な感じ。
とでも言ったとこでしょうか。
アナログからデジタルへ。そんな時代変化のど真ん中でしたので
右を見ればアナログ少年、左を見ればはデジタル少女(笑)。
そんな「なんでもあり」感が心地良くもあった時代でした。
そういえば当時新宿に「東京モード学園」(今でもあるのかな?)という
ファッション専門の学校があり、友人の付き合いで
今で言う合コンに出掛けた際、まさしくそれを実感。
私達男子グループはまさしくアナログ男子、
かたや女性グループは髪を刈り上げた子もいれば
madonnaかよ!と思うような無駄にセクシーなファッションだったり。
(そういえば安全地帯の玉置浩二の影響で男子も普通に化粧してた!)
今はきっと皆んな普通に家庭にいるようなママでありパパ達は
当時、今では出来ないようなファッションに身を包んで背伸びしてました(笑
良くも悪くも熱くて、派手で、でも昭和の男意気、女心を持っていた
そんな思い出が残る1984年でした。

君が魔法の力を信じるなら 僕は君の心を変えることができるよ
君が信頼できる誰かを必要なら 思い出してごらん
僕たちが夢の世界に住んでいた頃を
空に雲がかかり 僕たちは一瞬の狂気に捉われてあきらめてしまった
すべてを投げ出してしまったんだ
何も答えてくれないんだね
このままずっと黙りんだまま 僕の言い訳を聞こうともしない
何も言わないで 君は自分の心の中に閉じこもって僕を閉め出してしまうんだ
逃げ出して 誰にも見つからないように隠れるつもりなの?
これまで僕たちがしてきたこと 君は変えることができるのかい?
【Alan Parsons Project////Don't Answer Me】
 :::::S.OHMIYA:::::