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2020.07.01鹿沼でのご提案 無理せず大切なのはタイミング

栃木リフォーム&リノベーション エリア特集『鹿沼』編

鹿沼=KANUMA。前回のMOUKAに続き、栃木県外の方は「しかぬま」と発音すことも少なくない珍しい地名。
旧粟野町と合併し自然も豊かなこのエリアには、これまでもお仕事で、千手町や茂呂など広域に渡ってお邪魔して来ました。
今回はそんな鹿沼での思い出深いリフォーム&リノベーション事例を2つほど紹介致します。

➀お父様から譲り受けた空き家(電気屋さん)のフルリノベーション事例

宇都宮市のベットタウンでもある鹿沼市は、若い世代を中心に『どこに行くにも便利で、自然も豊かな住みたい街』として、中古物件を探す人も増えています。
この事例も、そんな若世代夫婦からのご依頼。「この空き家リフォーム&リノベーションで使えるようになりますか?」そんな不安からスタートしたこのプロジェクトは、ご主人のDIYと奥様のセンスとのコラボ事例もなりました。リフォーム&リノベーションと共に、ライフスタイルを提案する。そんなお手伝いを、私たちも楽しませて頂きました。




➁亡き父の思い出を壊して残した、愛情いっぱいの二世帯リフォーム事例

最初にお邪魔したときは、「なぬぅ~」と声を上げてしまうくらい、道路までいっぱいに増築された、いわゆる違法建築物でした。が、皆さん気持ちよく「これは違法なので壊して下さい。そして、亡き父が建てたこの家で二世帯の生活をスタートさせたいのです。」と笑顔でお話下さったのを、とてもよく覚えております。
一階にLDKを大きく取り、これから高齢になるお母様との生活を一緒に楽しもうと息子さん夫婦が、アパートから同居。若奥様もユーモアたっぷりで、とても話しやすい素敵な女性でした。簡単に二世帯リフォーム&リノベーションといっても、実際に大変なのは、その話をまとめること。計画途中で関係が拗れてしまうこともあるようなので、私たちは無理せず、タイミングを待ってご提案するよう心掛けています。「プランより、対話大切、二世帯居」






鹿沼の皆さんお元気ですか?お声をかけて頂けることも多いエリアKANUMA。またお仕事でもプライベートでもお邪魔したいと思っております。夏頃に古峯神社へ行ってみようかなぁ。キャンプもいいなぁ。

一級建築士 山口弘人

2007年から、ゲンバで撮影した写真と共にこちらのコーナーで施工中の様子をアップしております。あなたの街の施工事例も、ぜひ探してみて下さい。