中古リフォーム＆リノベーションQ&A
『そもそも建って方何年くらいまで経過した家だったら、リノベ可能なのですか？』

先日、ニュージーランドに国籍を持つ友人と、こんな話をしました。
友人「NZの僕のおばさん夫婦は、50年以上経過した家に価値を感じて、郊外で決して便利とは言えない土地だけど、とても贅沢な（心の余裕）生活を送っているよ。」
私も、以前訪れたイギリスで同じような光景を目にしました。
25年経った家の、3倍くらいの値段で、築１００経過したオールドハウスが販売されていたのです。
日本は全く逆。古民家と呼ばれる大きな古材がふんだんに用いられた趣ある家屋は、評価額ゼロ。「もったいないけど、価値がないないなら壊すしかないよね」と、ごみ同然に廃棄され、そこにはどこにでもあるありきたりな『新築』が建てられます。

私たちは、そんなオールドハウスを残して有効に活用するお手伝いを長年行ってきました。そこには「古いものだからこそ遺したい。」「この家の思い出は、お金では買えない価値がある」と、素敵な思いが入っています。

「リノベーション可能かどうかは、年代の問題より、残したいと思う気持ちが大きいのです。」

日本も、そんな思いを大切にできるように古き良き家を住み継ぐ文化がもっと盛んになって欲しいと思います。
一級建築士・宅地建物取引主任士　山口弘人


今回の見学会は、まさにそんな思いを実現した築50年のリノベーション物件です。
素敵な小物・植物もたくさん見ることが出来ますので、ご興味ある方はぜひ遊びにいらして下さい。
お問い合わせ・ご予約は０１２０２０６５５１
ドクターリフォームサンセイ　リノベーション物件見学会予約係まで