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2018.11.01玄関ドアの考察

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お家の顔ともいうべき玄関。

みなさまどうお考えでしょうか?

新築・リフォームで玄関ドア・引戸を検討する際、

何を基準に選定されますか?

・デザイン

・機能性、安全性、断熱性

・コスト

等々、他のインテリア・エクステリア商材同様

上記のバランスとトータルコーディネートが重要ですよね。

メーカーのカタログから・・・こだわりのオーダーメイド・・・アンティークの1点もの・・・

んー、なかなか選ぶのは大変ですが、”顔”でもありますからね。

 

 

ここで、思い出しました。

そもそも・・・ドア(引戸ではなく)について。

「日本の玄関ドアは外に向かって開く、これはほとんどの家でも例外がない。しかるに、イギリスの家屋では玄関のドアは決まって内側に向かって開くのである。これが、どっち向きに開くかということは、じっさい客人を迎え入れる上では極めて重要な意味を持っている。」「リンボウ先生イギリスへ帰る 文藝春秋刊」

確かに日本の玄関ドアは、外に向かって開き、客人を迎えるにあたってドアを開く際には、客人はドアにぶつからないように一歩退くハメになりスコブル失礼な歓迎ではある。映画の主人公の様に、右手でドアノブを引き左手を差し出して室内へ案内するというスマートさが無い。

日本のドアの「向こうに押しやる」という動きは「心理的ベクトルとしては向こうへ放つ」という傾きがあって「迎え入れる」という形にならない。

日本と西欧の文化的相違ですね。

 

どちらが良いかは別として、玄関ドアひとつにもなかなか物語がありますね。

 

画像は私の ”大好きな” 玄関ドアです。

(↑もちろん外に向かって開きます 笑)

(当社施工オーダーメイド)

 

S.SAKATA