数年前の春先のこと

水廻りのリフォームも済んで

ほっと一息ついていた私に母が

なんだかこの壁も古ぼけてきたし、和室の壁を

体に優しい壁に塗り替えたい・・・

水廻りをリフォームしたら他もきれいにしたくなったとの話。

確かに慣れ親しんだ和室も、

客観的に見れば古ぼけていたのでした

こっちをリフォームしたら、あっちもリフォームしたくなった

全面リフォームではない場合、
こんなお話をよくお客様から聞いていましたが、
確かにと身をもって実感

そこで素人でも塗れると評判の漆喰で

壁を自分たちの手で塗り替えてみることにしたのでした

その名も　うま～くヌレール

作業は、私の仕事が休みの日曜日のみ

部屋の広さは約7畳です

下地を選ばず直接塗れると説明には書いてありましたが
せんい壁の上から塗ることに少し抵抗があり
スッキリきれい！にしたかったので
金ヘラでゴシゴシこすったり、水をスポンジで付けて
ふやかしたりして落としました。

そこから　いざ漆喰を塗ります

ゴム手袋でお子様でも楽しみながら塗ることもできるし、
塗りやすい専用のコテもあるのですが
プロの左官屋さんも使用する金ゴテでチャレンジ

あわわわわ～どうしよう・・・・

↑こうなることを予想していたのですが、
実際に塗り始めてみると、以外にも簡単

絶対に失敗するからやらない
と言っていた母も、小さな面積に挑戦したところ
やはり以外にも簡単だったようで
そこからはどんどんと作業を進めていきました

そしてやっとコツをつかんだころには陽も傾き作業終了

そんなことを４週間＝作業は４日
繰り返したところで全作業が完了しました

凹凸やムラをつけない仕上（＝金ゴテ仕上といいます）にしたので
手間がかかりましたし、
平日は使用していた部屋だったので、毎回
荷物移動→養生→作業→清掃・養生上げ→荷物移動
と余計な時間もかかりました。

そのようなことをしなければ、完成はもっと早かったように思います

そんな大変な思いはしたものの、仕上がりには大満足
よく来る友人や親戚にも好評で、更に満足度UP

色も真っ白だと今までの壁の色が暗かったので
そのギャップが変だろうし、失敗したら
（こんなに成功するとは思ってもいませんでした)
左官屋さんに塗ってもらえばいいんだから、
思い切って変わった色にしよう！とオレンジ色にしたのですが、
これまた、結果的にはとてもよい選択でした

イヤミのないやさしいオレンジ色なので
ほんわかとあったかいイメージの部屋になりました

予想外に大変だったのは１つ１８kg.もある漆喰を
購入した際の積み下ろし。
重かった～


時は流れ・・・
あれから数年を経た今でもボロボロになることも、
色あせて変になることもなく
当初のキレイさを保っています

後から知った
ことですが、弊社STAFFも一人、
同じように休みのたびに和室１部屋を同じ材料で
塗りなおしていました

楽しみながらおうちもキレイになりますし、
コストもプロに頼むより安く済み
何よりも思い出？！自己満足？！できるのでおすすめです


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今月も見学会を開催します

ご夫婦２人が主役のリフォームは
ご先祖様の想いを継承した古民家リフォーム

今回は工事中の見学会に加え
家具や小物、益子焼に絵画の展示販売も行います

５月２４日（土）、５月２５日（日）
両日とも１０：００～１６：００
栃木県矢板市

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y.saito