BLOG水曜日ブログ

2020.12.09来年完成プロジェクトpartⅡ『亡きご両親の想い出受け継ぎリノベ』

「コロナを機に、見直したことはありますか?」私は、新聞を紙からweb版に切り替えました。なんでもメリットとデメリットがありますが、これについてはメリットの方が多そうです。ゴミも出ないし、ベッドの中で起きたら直ぐに新聞が見られるので。
ドクターリフォームサンセイでも、2021年を最後に、年賀状を廃止することに致しました。とても良い文化だと思いますが、「送ってくるので、送り返す」という、社交辞令状も少なくないのが現状だと思いますので、このような判断をさせていただきました。ご理解の程をよろしくお願いいたします。

そんな年末に、前回引き続き、来年完成プロジェクトのpartⅡをご紹介させていただきます。今回は、実家空き家リフォームプロジェクト『亡きご両親の想い出受け継ぎリノベ』です。

ご依頼は、ドクターリフォームサンセイが本社を構える豊郷地区にお住いのI様から。お亡くなりになったご両親が使っていた住宅を、空き家にしておくのは忍びない。有効的に活用できないか。というご相談でした。現在ご自身たちは、職場の社宅に入っていて、完成後そこからお引越しをする計画です。

このプロジェクトで、大きな課題だったのが、LDK特にキッチン前にある、壁の撤去が可能かどうか。という点。ハウスメーカー住宅は、軽量鉄骨系も多く、このようなご心配からリフォーム&リノベーションを諦める方も少なくないようです。

このような場合、ドクターリフォームでは、お客様に承諾を頂き、壁の一部を取り壊させて頂きます。もちろん、これまでの経験と実績を踏まえて、可能性をお話し、最終判断のために行う、言わば確証を得るための検証です。



写真は検証のようす。壁の下地は見えていますが、構造上取り払えることを確認することが出来ました。I様も安心されて、プロジェクトが大きく前に進んで行きます。完成は来年春。天国のご両親がお喜びになる日が、私たちも楽しみです。お子さんたちにとっても、ご先祖様を知っていく良い機会になるかと思います。

今後も、私たちドクターリフォームは、リフォーム&リノベーションという手法を用い、地域のご家族の生活を、物心両面で豊かにするお手伝いをしていきたいと思っております、

一級建築士 山口弘人