私の祖父は彫刻家でした。特に相撲が好きで力士の作品が多く、その中でも大横綱『大鵬』をモデルとした作品などが、高い評価を頂き現在でも両国国技館に飾られています。
私が生まれる前にガンで亡くなった祖父に、一度も会ったことはありません。
昨年93才で逝った祖母は、「とても温厚な人だった」と言っていました。
カタチに残る仕事。会わなくても、語らなくても未来に生きる人につながるシゴト。
大鵬親方も亡くなった国技館で、祖父の作品を目の当たりにし、私もそんな仕事をして行きたいと改めて感じました。
写真は先日剣道6段に合格した父との一枚
山口弘人