- 応急危険度判定士?
地震災害時に各県から派遣されて被災地で建物診断を行う有資格者。
熊本、新潟、東北、これまでも多くの場所で沢山の建築士が汗を流してきた。
「ウチはまだこれからも住めるのかしら?」
「新築したばかりだから不安で」など相談内容も様々。
事前に行政へ診断を依頼した各家庭を、二人一組となり回り、壁の傾きや基礎のひび割れを確認。最後に青・黄色・赤の診断結果が書かれた紙を、玄関ドア目立つ場所に貼る。
赤は、危険入るな!の意味。実際に住人の前でこの紙を貼る気持ちは複雑。住まいがなくなるとを意味するからだ。
とは言え、甘い判断をすれば余震被害でどうなるか?
「限られた時間でより多くの家庭を訪問してあげたい。」厳しくそして迅速に巡回する応急危険度判定士は、あまり知られていないが、ボランティア有志の集まり。
地震による影響で、なぜ建物が傾くのか?
縦揺れ?横揺れ?いつくるかわからない大型地震。まずは縦揺れ地震対策のアンカーボルトが、基礎に正しく設置された。