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2013.04.24印度旅日記 其の弐


4月も終わろうとしているのに雪が降るなんて、衣替えに悩む春ですねぇ




今回のブログは、一度行ったらクセになる国(と言われる)『インド』の旅日記(其の弐)1週間や10日では、とてもとても廻り切れない大きな大きな国土と、そこに住むヒト・ヒト・ヒト





帰国直後の感想「もう行きたくないなぁ」

数か月後の感想「ん~次は南インドを廻ってみたいなぁ」不思議な不思議な国でした。




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列車二等級席は身近にインドを感じられる





印度旅行記 其の弐



旅の移動中「インドの衝撃」という本を読んでいた。歴史や経済についても詳しく書かれており、知れば知るほど興味深い。中国に似てはいるけれどこだわりが強い国。独自の文化を大切にしているのだが、国際的に生き残るための変化に対する柔軟性も抜群。そんなインドに身を置いていると、昨日までの悩みや問題はどこかに吹っ飛んでいて、人の感覚のいい加減さにも気が付く。「頭が固くなってきたら旅にでよう。簡単に何枚もの皮がズルっと剥がされ、その下からは新たなジブンがヒョッコリ顔を出しているであろう。」



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ガンジス川での『沐浴』


『交通』

自転車タクシー『リキシャ』の語源は、戦中日本軍が持ち込んだ人力車にあるそうだ。口頭で行うスリリングな価格交渉も楽しめるようになると、のんびりと揺られその土地の風情を味わう余裕もが出てくる。

目的地が遠いときはエンジン付のオートリキシャがお勧め、慢性的な交通渋滞もグイグイすり抜けクラクションを鳴らし、とにかく突き進む。まさに今のインドの象徴と言えよう。



デリーからタージマハールのあるアグーラは5時間、沐浴で有名なバラナシには13時間など、国土の広いインドでは長距離の移動はあたりまえ。時間効率を考え、主に夜間寝台列車を利用した。前情報通りインドの列車は遅れ、最長で6時間も駅で待たされた。荷物を枕に駅の床に寝てみる。旅の後半でインドに慣れたこともあり意外と気持ちよく寝られた。これも旅の思い出となるであろう。



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寝台列車内のようす





『インドノヒト』
カースト制度の影響は今でも残っているそうだが、街中で物乞いをしている子供たちは思っていたほど多くはなかった。ITを中心に新しい業種(カースト制度の影響が少ない)に就き低いカーストから抜け出そうとする若者が増えたという影響なのだろう。

旅行中に出会ったインド人はみな優しかった。道を尋ねれば、すぐに大勢が集まり誰かが「俺が一緒に行くぜ!」と案内してくれる。電車内では「ここに座って」と、おしり半分でも座らせてくれる。みな笑顔で過ごしている。もちろん、街中で人を騙そうと獲物を狙う輩もいましたが、それはごく少数。戦後の日本がそうであったと聞くように、物欲が満たされるまでの人の心は、ほとんどの場合、相手に対する関心から生まれる優しさが支配してくれるようだ。


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