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2021.04.07中古物件 ハウスメーカーと工務店が建てた家の違いは?

4月に入り、中古物件を購入してリフォーム&リノベーションを計画される方からのご連絡が増えてきています。アパートの更新や、お仕事のご都合、コロナ禍の生活を考える上で、住居に関して見直す機会が増えていることが、その要因の一つかと思っております。

そんな中古物件購入を検討される方々から、よくあるご質問が、「ハウスメーカーの住宅はリフォーム出来ますか?」や「地元の工務店が建てた家だが、フルリノベーションが可能か?」などといった、新築当初の施工先とその工法に関するご質問があります。
このブログでも、何度もお伝えしていますが、築年数やご予算、リフォーム&リノベーションのご要望などが関係して来ますので、一応に出来ます。とお応えすることはできません。

ですが、結果、大体の場合は『出来ます』とお応えすることになっています。それは、お客様が希望される内容に優先順位を付けて頂き、『やらないこと』も選択していただいているからです。

特に希望と結果が違ってくるのが、『増築』と『耐震』です。
これは両方とも、費用対効果が得られにくいので、お打ち合わせを進めて行く内に、増築よりも既存の間取りの変更内で上手くプランが出来ることにご理解を頂け、耐震は家の隅々まで行うのではなく、弱い部分を見つけ部分的に補強することでご納得を頂いております。

予算は無限に・・・という方は、そもそも中古物件を購入してリフォーム&リノベーションをするという選択をしていません。限りある予算を最大限に生かす。そんなお手伝いを、今後もしていきたいと考えております。

一級建築士 宅地建物取引士 山口弘人