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2012.11.19バーチャル!?いえリアリズムです!

最近興味があるもの、それは写実絵画です。
写実(リアリズム絵画)と言う観点に一番最初に衝撃を受けたのは、以前ブームとなったスーパー-リアリズム(超写実主義)です。
1960年代から70年代にかけて欧米、特にアメリカを中心に現われた動向で、写真を利用して人物や日常的光景などを克明に極度に写実的に描くものです。
巨大なキャンパスにプロジェクターで投影しエアブラシで描かれた技法が有名でよね。
西洋絵画史に輝くレオナルド・ダ・ヴィンチやフェルメールそして新古典主義の巨匠アングルなどもとても素晴らしいです。
写実絵画には超人的技巧が駆使されていますが「写真」とは違います。画家の美意識、世界観、人間観、「魂」がつぎ込まれたものと私は思います。
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中でも日本人画家が描くリアリズムをみて是非行きたいと思ったところがあります。
そこは世界的にも稀な専門性を持つ個人コレクションを常設展示するために建てられた私立美術館「ホキ美術館」です。
ここで展示されている作品のひとつひとつを観賞し、自分自身が描いている美意識を改めて見つめ直したいと考えている今日この頃です。
SA+O
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ホキ美術館 http://www.hoki-museum.jp/