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2022.04.13コロナ過で人気が止まらないのは『中古リノベ』

コロナ過で、ノマドワーカーなど働き方の自由度が増し、住む場所にも変化が現れて来ました。
それに合わせて、その人気が止まらないのが『中古住宅リノベ』。

今回は、そんな中古物件探しのポイントをアドバイス致します。

①『エキチカを条件から除こう』

東京や大阪など鉄道網が発達した都会で物件を探す場合、重要度の高い項目がエキチカ。しかし、地方での生活は、電車に乗ることよりも、車でスーパーなどに買い物に行くことの方が多いはず。であれば敢えて土地の坪単価が高い駅近を探さずに、大きな駐車場も確保できる郊外のエリアに目を向けて見ることをお勧めします。

②『区域と地目を必ず確認』

市街化調整区域や畑などを購入してしまうと、増築時に必要な確認申請や、銀行への住宅ローンが通らないことにも繋がります。
また、その後その土地を売却する際、売却が困難になる可能性もありますので、しっかり区域や地目もチェックしましょう。(例:第一種低層地域、宅地等)
市街化調整区域とは

③『建築条件もチェック!』

敷地内にどれくらいの大きさの家が建つかを確認するために必要な値が、建蔽津(ケンペイリツ)と容積率。
この2つが、増築などでオーバーしていると、違法建築物として住宅ローンも通りません。物件探しに無駄な時間を使わないためにも、しっかり確認致しましょう。
建蔽率・容積率とは

④『水廻り機器交換済?』

リノベーションを計画する際、大きな費用を必要とするのが、ユニットバスやキッチンなどの水廻り交換です。既にこれらがお気に入りの物に交換されているのであれば、リフォーム費用も抑えられてGOOD。
しかし、「洗面脱衣室が狭い。」や「トイレの位置が気に入らない。」など、場所の変更を伴うプランを希望する場合は、割高になるので要注意です。




一級建築士・宅地建物取引士 山口弘人

中古リノベをお考えの方は、お問い合わせフォームからご連絡ください。
ご希望されるリノベーション内容が、どれくらいのご予算で実現できるのかをお伝え致します。